そろそろ、夏休みに入りますね。
でもって、誰もが言うことですが、この夏休み、どう過ごすか?で、差が出るわけです。
ただ、多くの親御さん、中学生自身は、夏休みの英語学習を
- 成績を上げるため。
- 受験のため。
と位置付けているようですが、
本当は、そんなことが目的ではないんですよ。
成績が上がるとか、受験のためというのは、結果論にすぎません。
英語はやればやっただけ、伸びる教科ですから。
ただし、せっかくの夏休みです。
いつもとは違う勉強をぜひ!やって欲しいんです。
今日は、そんなお話を。
夏休みの英語学習、お勧めは?
「いつもとは違う勉強って、何?」
「どんなことをやるの?」
って、ワクワクしちゃった人には申し訳ないですが、
夏休みに、ぜひとも!やるべき英語学習は、
・・・
・・・
・・・
・・・
・・・
・・・
ズバリ!単語の学習です。
「は?」
「何だよ?」
「ガッカリした。」
「期待して損した。」
という心の声がここまで聞こえてきそうです。
でもね。
今、そう思った中学生と、親御さんに聞きたいです。
「中学校のテスト。必ず95点以上、取れますか?」と。
もし、それができていないんだったら、
素直に、単語力アップに精出してください!
神様のボートの話
それでも、おそらく納得はいかないでしょうね?
そこで、下記のお話を読んでみてください。
これは、先日、娘に聞いた話です。
ある男が、溺れかけていました。
その時、一隻のボートが近づき「助けよう」と言いました。
でも、男は、
「神が助けてくれるから大丈夫」と断りました。
しばらくすると、今度は別のボートが近づき、同じように「助けよう」と言いました。
ところが、やっぱり男は、
「神が助けてくれるから大丈夫」と断りました。
そして。
とうとう男は溺れ死んでしまいました。
死後、「何故?助けてくれなかったのですか?」と神に尋ねた男は、
神にこう言われたそうです。
「だから。2隻のボートを行かせただろ?」と。
難しいのは文法じゃない
これは、どの中学生にも言えることなのですが、
自分の状況が全然、見えていないんです。
見えていないというか、見ようとしていない・・・
そう言った方がいいでしょうか?
とでも、思ってるかのようです。
そして、親御さんの方は?と言うと・・・
こう思っている人、多いと思います。
でも、違うんですよ。
順番が!
ず~っと言ってるはずです。
単語が100%理解できてこそ、文法も理解できるんだと。
英語をゲームの攻略だと考えれば、話は簡単です。
ステージ1をクリアしなきゃ、ステージ2には行けないんです。
もし、
- 単語なんて、覚えるだけ!
- いつでもできる!
そう思ってるんなら、今すぐ、やってください。
アルファベットがわからない子が、単語を書けないように、
文法の基礎になってるのは、単語なんです!
当たり前のことを、当たり前にやる。
そして、この夏休み!きちんと、それが、できる人になるべきです。
面倒で嫌で、やりたくない。
その気持ちはわかりますが、それでもやるんです。
文法を理解するためにやる単語学習とは?
ただし、いきなり単語を書く練習とかするのは止めてください。
確かに、学校のテストは、正しく単語が書けなければ、×になります。
でもね。
単語学習にもステージがあります。
単語を書けるようになる。
ここは、一番、ハードルが高いんです。
だから、いきなり、そこを目指さないこと!
これも大事なことです。
今回、やってもらいたいのは、
あくまでも、文法をきちんと理解するためにやる単語学習です。
まずは、ここから始めましょう。
やるべき単語学習は、英単語を見て、すぐに、意味がわかる。
これだけで、OKです。
なんて言うと、
と、思うはずです。
実際、楽勝だ・・・と思ってるから、やる気もなさそうなんです。
なので、一言ガツンと言っておきます。
その甘さが、今の状況を作ってるんです。
だから、
見る英文の中に一つでも?な単語があったら、文法は全滅する!
そう自分に言い聞かせてください。
というわけで、
一つ、お勧めのアプリを紹介しておきます。
もちろん、無料で使えます。
アップルストアーは、コチラからダウンロード
グーグルプレイは、コチラからダウンロード
このアプリの良いところは、忘却曲線に沿って、問題が出題されることです。
結構、しつこくやらないと、次へ進めないので、イヤでも覚えていくはずです。
ただし、ちゃんとやらないとクソの役にも立ちませんよ。
まとめ
中学生が夏休みにやるべき英語学習について、お話ししました。
そして、間違いなく、これが一丁目一番地なんです。
なぜなら、
英語学習のステージはこういう作りになっているからです。
- 英単語を見て、すぐに意味がわかるステージ
- 文法を学び、理解するステージ
- 単語を書けるようにするステージ
これが正しい順番です。
英語は論理的な科目だ・・・とよく言われますが、
こういうことも全部、含めて、論理的であるべきです。
自分のイメージや思い込みに引っ張られるのを、ぜひ、食い止めてください。
実際、分解もせず、全部、いっしょくたにやろうとする子が多すぎます。
そりゃあね。
いつもなら、あせってしまってできないかもしれません。
でも、夏休み中ならば、分解して取り組めるだけの時間があります。
さぁ。
まずは、ステージ1から始めましょう。