中学生

頭がいいねと言われる子は何が違うのか?

2019年4月22日

頭がいいねと言われる子は何が違うのか

部活もバリバリやって、塾へも行っていない。

家での勉強は30分とか1時間程度。

それなのに、成績が良い。

となると、間違いなく、周りからは、

「頭がいいね」と言われます。

 

でも、義務教育である中学の勉強で、

頭がいいね・・・

なんてことは、あり得ないはずなんです。

 

では、一体、何が違うのでしょうか?

それさえ、理解できれば、

「頭がいいね」と言われる子に育てるために、何をすべきなのか?

ここも、おのずとわかってくるでしょう。

 

 

勉強は量と質

「頭がいいから、すぐ覚えちゃうんだよ」

と友達から評されるような子は、

質の良い勉強を行っています。

 

でも、この質の良さは、何から生まれるか?

と言うと、

量をこなすことでしか、生まれないんです。

 

でも、部活もバリバリ。

塾も行っていない。

家でも長時間勉強しているわけじゃない。

 

一体、いつ?

その量をこなしているの?

と思うかもしれません。

 

でも、そんなことを疑問に思うこと自体、おかしいんです。

だって、

そりゃあ!学校の授業に決まっているからです。

 

好きか嫌いか

中学校の授業をきちんと受ける。

いや。学ぶ姿勢をもって、積極的に受ける。

 

これができているか?できていないか?

ただ、それだけで、

1年間に、1000時間の差は軽く出ているはずです。

 

なのに、

多くの中学生は、

学校の授業を適当にしか、受けていません。

それは、多分、

好き、嫌いで物事を決めてしまっている

からだと思います。

 

確かに、先生の中には、

  • いけすかない奴
  • 授業が下手な奴
  • 情熱のない奴

というのは、少なからず存在します。

 

でも、それとこれとは、話が別。

自分が、好きか嫌いかは関係ありません。

自分に必要か?必要でないか?

もっと言えば、

自分に得か?損か?

そういう発想に切り替えるべきでしょう。

 

実際、目の前の先生が、

どんなに授業が下手でも、

情熱がなくても、

いけすかなくても、

そこから、学べることは必ずあるはずです。

 

頭がいいねと言われる子は何が違うのか

タイムマネジメント

実は、こういった発想は、

タイムマネジメントがうまいか?どうか?

ということと、見事につながっています。

 

Time is money.

と言われるように、

時間は有限であるがゆえに、とても大切です。

 

しかも、

貧富の差があろうとも、

能力の差があろうとも、

見た目の差があろうとも、

誰にとっても、1日は24時間なんです。

この一番、平等なものを、

大事にするか?おろそかにするか?

それだけで、結果が大きく変わるのです。

 

ココがポイント

就寝時間を厳守させるのは、十分に体力、気力を充電させるためですが、これにより、タイムマネジメント力が向上する、と私は考えています。

言ってはいけない

「○○ちゃんは、成績がすごくいいんだよ。」

もし、お子さんがそんな話をしたら、

お母さんは、なんと答えていますか?

 

「○○ちゃんは、頭がいいんだよ。」

「○○ちゃんは、塾行っているから。」

 

もし、上記のようなことを、

何気なく、答えているとしたら、

わが子の芽を摘んでしまっています。

 

なぜなら、

子供は、

「あぁ、自分とは頭のできが違うんだ」

「塾さえ行けば、なんとかなるんだ」

と思い込んでしまうからです。

 

この時に返すべき言葉は、一つしかありません。

「へぇ。なんでだろうね~」

です。

 

まとめ

もちろん、世の中には、頑張っても努力しても、

「どうしても、○○さんにはかなわない!」

そういうことだって、あります。

特に芸術的なセンスなんかは、そうでしょう。

 

でも、

中学校の勉強は、

誰だって、きちんと頑張れば、できるはずのものです。

 

もう遅い!!

なんて思わず、

ぜひ、できるところから、始めてみてはいかがでしょうか?

 

ココがポイント

子育ての最終目標は、中学校の成績ではなく、ちゃんとした社会人にすることです。
また、学ぶ姿勢は必ず、将来の仕事にも役立ちますので、すぐに始めましょう。
今回の記事は、中学生が対象ですが、タイムマネジメントについては、やり方を工夫すれば、何歳でもOKです。

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