小学校6年生の中学準備として、
be動詞のアクティビティを考えてみました。
小学校6年生は、まだまだ子供だけど、ちょっぴり大人です。
だから、
単に、楽しいだけじゃなく、
ちゃんと、覚えた!学んだ!と実感できるようなもの、
知的に楽しい!もの!が理想です。
まずは、手作りのプリントで復習(練習)
人称代名詞とbe動詞を覚えるまでは、カードを使っていましたが、
だんだん慣れてくると、ダレてしまいます。
それに、be動詞を使った英文を作る際、
SVCのCに当たるカードが増え続ける羽目になって、
管理も面倒です。
そこで、復習や練習は手作りのプリントで行うことにしました。
プリントと言っても、
進学塾のようなガリガリ勉強タイプのものではありません。
どちらかと言うと、クイズのような感じで作っています。
be動詞のアクティビティ
上記の復習(練習)が終わったら、いよいよ、アクティビティを始めます。
※人称代名詞の覚え方は、こちらの記事を参照してください。
用意するもの
- 主語となる人称代名詞とプラスアルファのカード(名詞)
- be動詞のカード(複数枚)
- 主語を説明するための補語カード(名詞・形容詞)
- 大き目の袋(箱)2つ
- クラスの人数分の白紙
レッスン前の準備
- 主語と補語のカードは、それぞれ別の袋(箱)(見えないように)に入れておく
- be動詞のカードは、広げておく
- 白紙は配っておく
やり方
- 主語カードを袋(箱)から一枚選ぶ
- その主語に合ったbe動詞を選ぶ
- 補語カードを袋(箱)から一枚選ぶ
- その3つのカードを使って、SVCの英文を作る
- 白紙に作った英文を書く
- その英文を絵にする
- 英文は隠し、絵だけを他の生徒に見せ、正しい英文を答えてもらう
注意する点
- 最初に、必ず、インストラクターが実際にやってみせます。
- 主語カードや補語カードのうち名詞のカードは、単数形(aをつける)と複数形(sをつける)を表と裏に書きます。
- 注意すべき点を、WBに書くなどして、生徒に伝えます。
文の最初は、必ず大文字にする。
単数と複数の区別をする。
be動詞の選び方や英文作成が不安な場合は、先生に聞く。
などです。
面白くするポイント
このアクティビティを面白くするポイントは、
主語や補語の選び方にあります。
私は、主語のカードには、通常の代名詞に加え、a cakeとか、a tigerとかも加えましたし、
補語のカードには、strongとか、a bananaなども結構、混ぜておきました。
そうすると、
A cake is strong.
A tiger is a banana.
のように、現実にはあり得ない英文が出来上がります。
これを、絵にしなければならないのが面白いし、
それを当てるのも、盛り上がります。
まとめ
be動詞を教えるにあたって、何より大事なことは、
be動詞は、主語と補語をイコールでつなぐ役割をするという点です。
だからこそ。
名詞のカードは、敢えて、表を単数形、裏を複数形にしています。
なぜって、
「イコールなんだから、人数も個数も合わせないとね。」
そう、理屈で教えることができるから。
もちろん、
レッスンでは、
主語=主役
補語=主役を説明するもの
と言い換えていますし、
be動詞という言葉も使ってはいません。
でも、次のレッスンでは、「be動詞」という言葉も、
違うやり方で導入しようかな~と思っています。
ついでに、be動詞の過去形もね。
盛り上がったら、また、共有しますね。