中学生の教え方

英語の勉強でブレイクスルーはいつ起きる?

itの不定詞

英語の勉強は、コツコツと継続することが大事です。

でも、

コツコツと継続する・・・というと、何時間も、毎日、毎日、机に向かって勉強することばかりをイメージしがちです。

だから、多くの中学生は、「無理!できない!」というわけです。

でも。

それは、ある意味、間違ったイメージなんです。

 

 

テストで点が取れないのは、足りないだけ

私だけでなく、英語を教えているすべての先生に見えていることがあります。

それは、

学校のテストで点が取れない子は、とにもかくにも、英語に接している時間が短すぎる!んです。

そう、単純に時間が足りていないんですよ。

だから、

  • 単語もあやふや。
  • 文法もあやふや。
  • おかげで、学校の授業も半分以上、わからない状態。

これ、数字で出してみましょうね。

学校の英語の授業は、年間108時間あります。

もし、授業の半分がわからないとなると、1年で54時間の差が生まれます。

この状態が3年間続けば、54時間×3年で162時間の差です。

が。

現実はもっと厳しいはずです。

1年生で半分しかわからなかった授業が、

2年生や3年生になっても半分で済むでしょうか?

絶対、そんなことあり得ないんです。

間違いなく、7割、8割と雪だるま式にわからないところが増えていくはずです。

そうなったら、坂を転がるばっかりです。

おそらく、その時点で、もう、授業は聞いていない・・・と思います。

というわけで、

54時間+108時間×2=270時間の差がつきます。

 

つまり。

英語ができる、できないは、

能力の差!ではなく、単純に!時間の差なんですよ。

 

どうやって、取り戻す?

じゃあ、どうするか?

時間が足りないなら、やればいいだけです。

が。

そう単純にはいかないのが、英語の勉強ですよね?

今まで、やってこなかった時間は、そんなに簡単には取り戻せません。

だって。

もし、毎日毎日、みっちり1時間、英語の勉強ができるんなら、今までだって、やれてたはずだから。

 

それができなかったのは、

結局のところ、英語の勉強がつまらなかったからだと思います。

やらなきゃいけない・・・

そう思っても、できなかった。

そうしているうちに、ドンドンわからなくなって、ますます、やる気が失せた。

そんなところでしょうか。

 

取り戻すのは、時間よりもモチベーション

そこで、私が試みているのが、

強制的にやらせる時間を増やすのではなく、

モチベーションをあげて、自主的に学習する時間を増やす方法です。

 

もちろん、

コレだ!

なんて方法は、私自身も見つかっていません。

でも。

いろんなカリキュラムを試しつつ、一歩ずつ進めています。

 

ブレイクスルーはいつ起きる?

この方法は、結果が良い日も、芳しくない日もありますが、

何か一つのことがきっかけになって、

そこから、ドミノ倒しのように、ガンガン進むかもしれない・・・

という楽観的な予想は常に持っていて、

ブレイクスルーが起きる日を楽しみに待っている状態です。

 

今週のアイディア

ちなみに、今週は、

Itを使った、不定詞の構文をやるつもりなのですが、

この構文を、ひたすら集中してやってみようかな・・・と思っています。

 

もちろん、プリントだけやらせても、楽しくないので、

いろいろと、アイディア考え中です。

ちなみに、宿題はこういうのにしました。

使いたい方は、ぜひ、どうぞ。

 

itを使った不定詞の英文を作っていってください。

そうすると、絵が表れてきます。

その絵は何か?英語で答えを書いてね。

(ヒント:左上のitがスタートです。一筆描きを意識して英文は作っていきましょう)

 

itの不定詞

 

まとめ

英語がつまらないという思い込みから解放されたとき、

ブレイクスルーは起きるのだと思います。

 

成績の良し悪しは関係ありません。

実際、私自身、学生時代、英語の成績は良かった方ですが、

英語を楽しいとは思ったことありませんでした。

やらなきゃいけないから、やってただけだったので、

ブレイクスルーが起きたのは、ン十年後でしたね。(泣)

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