せっかく人称代名詞の表を覚えても、使えなきゃ意味がありません。
事実、人称代名詞の表は、中学1年生にとっては難しいんですよね~。
もちろん、暗記するだけなら簡単です。
I my me mineと呪文のように唱えればいいだけだから。
でも、英語を簡単だと感じ、なおかつ、使えるようになる!
これを目標に、違うアプローチをしてみようかな・・・と思います。
表は暗記するまで使いましょう
あ、でも、基本、表は、暗記してもらわないといけません。
もちろん、今すぐじゃなくても構いませんが、
暗記できるまでは、手元において使いまくるのが正解です。
ただし、普通の人称代名詞の表は、情報過多のような気がするので、
敢えて、減らしてみました。
それが、こちらです。
表の左にある数字は、1人称、2人称、3人称のことです。
それらを理解するためのゲームは下記の記事を参考にしてください。
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人称代名詞の表は、早い段階で、九九のように、覚えてしまいましょう! 私自身、中学生には、そう言っております。 ただ、問題は、ここからです。 せっかく暗記しても、この表を使えなかったら意味がありません。 ...
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表から何を理解すればいいの?
まず、英語において、一番重要なのは、語順です。
どんな単語も、どう並べるか?で意味が決まってしまうからです。
だから!
この表からは、人称代名詞の中には、使える場所が決まっているものがある。
まずは、ここを理解しましょう。
表の中では、赤の主語の部分と、青の目的語の部分がそうです。
つまり、
- 青色の代名詞が、主語の場所に来ることはないし、
- 赤色の代名詞が、目的語の場所に来ることはありません。
一方、緑色の列は、どうなのか?というと、
こいつだけは、自由なので、
赤の場所にも青の場所にもどっちにも使えます。
ただし。
ここで、絶対に忘れてはいけないことは、
緑の列の代名詞は、単独では使うことはない!という点です。
実は、中学1年生ぐらいだと、
You と yourを、混同しがちです。
これは、
You are=You're
と
your
を耳で聞いて「同じ!」だと勘違いしちゃうことから起こります。
でも、
緑の列にあるyourには、必ず、後ろに何かがくっついていなきゃならないんです。
そうじゃないと、使えない。
そのことさえ知っておけば、Youとyourを混同することはなくなるはずです。
そして、つい、うっかり忘れないために!
表には、myだけではなく、my bookと書いてあります。
そうすれば、目からも覚えられるから。
※なお、この表のダウンロードは下記からどうぞ。
まとめ
人称代名詞の表を暗記して、使いまくっている子は、優秀な子です。
でも、多くの中学生は、人称代名詞の表を覚えるだけで、
その役立て方を知りません。
このことが、多分。
先生には、見えてこないんだと思うんです。
だって、わかっている人には、何がわからないのか?わからないんですから。
それを、生徒の単なる努力不足というのは、私は違う気がしています。
なんていうのかな。
先生と生徒の間の知識のギャップが大きすぎるせいだと思うんですよね。
だから、昔から当たり前にある人称代名詞の表を、わざわざ作り変えたりするわけです。
もちろん、今回、私が作った表が、完璧だとは思いません。
これもまた、私のバイアスがかかっている代物だから。
ただ、
「このまま、いつもの人称代名詞の表を使っているだけだと、ヤバイよね~。」
そういう危機感だけは、見えるんです。