子供英語と言えども、一番の基本は何か?といえば、
それはもう、単語力です。
とにかく、単語を知っていること。
これが、子供英語にも絶対に必要。
なぜなら、
日本語でも、小さな子供達は、
まんま、じーじなど単語から覚えていきますよね?
だから、英語も同じ。
単語から覚えていくのが、一番自然です。
それに、
幼児期から小学生までは、
単語を、耳から覚えていくので、
正しい音を聞かせることも、とても重要。
そこで、今回は、
「子供の英語単語を伸ばすには?」
何が良いのか?
いろいろ比較してみましょう。
英会話教室から英単語を学ぶのは効率的?
今は、英会話のために、
小さい頃から英会話教室に通わせている
という親御さんも少なくありません。
でも、先生がネイティブであろうと、日本人であろうと、
英会話教室から英単語を学ぶのは効率は悪いと思います。
なにしろ、子供英語教室のレッスンは、
週にたった一度、50分程度しかないのです。
その50分の中で、
確かに英単語の練習は行いますが、
量的には、それほど多くはありません。
また、レッスンが終われば、
子供達はまた、
日本語どっぷりの生活に戻ってしまうので、
せっかく覚えた英単語もすぐに忘れてしまいます。
そのため、レッスンだけに頼るのではなく、
ご家庭でも、いろんな働きかけをしてみましょう。
子供向けの、英単語アプリを利用する
ご家庭での働きかけで、手軽なのが、アプリの利用です。
無料のものもあり、
一度ならず、二度三度と使ってみたくなります。
子供が飽きないように、ゲーム形式になっていたりして、
楽しいのですが、
本当に英単語の学習になっているか?どうか?は、
判断は、難しいところです。
子供なので、
ゲームの動きや音楽に夢中になってしまい、
肝心の英単語の音はスルーしている・・・
時が結構、あります。
また、小さいお子さんに、
刺激の強いスマホやパソコンを、
一人きりで扱わせるのは、不安も残ります。
そこで、
アプリを利用する時は、
親御さんと一緒に使う、
もしくは、
親御さんの監督の下、行うようにしましょう。
子供向け英単語の本を使う
スマホアプリよりも、
ゲーム性が低く、
ある程度、落ち着いてできるのが、
子供向けの英単語の本です。
何より大事なのは、
目で見るだけでなく、
ちゃんと聞けるようになっている
ものを選ぶことです。
なぜなら、
正しい音で覚えてこそ、
英単語は意味があるし、使えるからです。
ただし、ボタンを押せば、どんどん働きかけてきてくれる
スマホアプリとは異なり、
アナログな本の場合は、
最初のとっかかりをどうするか?
どうやって継続させるか?
という親御さんの働きかけが必要です。
子供向け英単語の本の働きかけ方
子供向けの英単語の本の中から、
私が選んだものが二つあります。
実際に、それらの本で、
子供達にどう働きかけをしていくのか?
どう継続させていくのか?
ご紹介しておきます。
おもしろいほど日常単語が身につく 英語&日本語かるた ([バラエティ])
子供への働きかけ方
かるたなので、かるた取り遊びを親御さん主導で行いましょう。
大事なのは、親御さんが主導し、親御さんも一緒に楽しむことです。
今の子供達は、DSやスマホゲームで刺激的なものを知っています。
が、その逆に、アナログなかるた取りやトランプゲームなどには、あまり免疫がありません。
そのせいでしょうね。 意外にも、盛り上がります。
また、かるた取りは、集中力、洞察力が自然と身につくゲームです。
小さなお子さんでも、参加できるところが良いところ。
少し、大きなお子さんには、英語ゲームの定番「3ヒントゲーム」もあり、英語のフレーズにも自然と触れられます。
大人も一緒に学べる、楽しい英単語の本です。
日常単語の600語が収録されています。
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子供への働きかけ方
小さいうちは、絵本感覚で、ペンをかざすと声が聞こえる。
それが、楽しいかもしれません。
ただ、子供なので、それだけでは、すぐに飽きちゃうんじゃないか?という不安が残りますよね?
そして、結論から言うと、子供の性格にもよりますが、確かにその通りです。(笑)
でも、身の回りにある「これ」って、英語でなんて言うんだろう?
この疑問を調べる姿勢を、親御さん自身が楽しんでやってみてください。
一緒にやるのが理想ですが、お子さんが、乗ってこない時には、親御さんだけでもいいから、興味を持って、調べてみましょう。
そういう親の背中を、子供は、ちゃんと見ています。
これが、将来の子供たちの学習への姿勢につながっていきます。
また、それ以外にも、英語の歌や絵を探すゲームなどもありますので、上手に工夫して使ってみましょう。
でも、どちらかといえば、初めての英単語辞典として準備しておく、というイメージの方がいいと思います。
いずれ、中学生になれば、英語の辞書は必要になってきますが、多くの子供たちが、「辞書を引く」ということ自体が、身についていません。
ですから、この英単語辞典で、その練習をするのは、とても意味のあることです。
子供向けとは言うものの、学生や大人にも役に立つ楽しい辞典ですから、家族で使うのがおススメです。
まとめ
子供英語と言えども、
英単語はとても大事です。
最終的に求めるものが、
英会話、英検やTOEIC、中学校の成績、etc.
どれであっても、
子供の頃から
正しい音で英単語をたくさん覚えておくことは、
かなり強固な基礎となるからです。
お子さんが小さいうちは、まだまだ、先のこと・・・
そう感じていると思いますが、
子供が成長するのは、
過ぎ去ってみれば「あっ!」という間です。
今の決断が、未来の結果につながっていることを忘れず、
お子さんのために、今、できることを、やってあげてくださいね。