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小学生から高校生まで、英語を教えてきて、気づいてしまったシビアな話をします。
中1の段階から、コツコツやるか?どうか?で、中学英語はもちろん、高校英語においても、大きな差が出てきてしまいます。
そして、できるならば、お子さんが英語に対して苦手意識を持つ前に!ご家庭でのサポートをおススメ致します。
中1英語の勉強方法が微妙に間違っている
中1英語の勉強方法は、多くの人がおっしゃるように「英単語学習」を最優先!します。
ただし、この英単語学習を子供に任せきりではいけません。
まずは、英単語学習=単なる暗記だと思い込んでいる親御さんの意識を変えてください。
そうじゃないと、その意識がお子さんにも伝わってしまいます。
正しい英単語学習の方法
まず、絶対にやってはいけない英単語の覚え方についてお話ししておきます。
- 英単語が読めないまま、覚えてはいけない!
- ひたすら英単語を書いて、覚えてはいけない!
この2つを念頭に、下記のステップで英単語の暗記を行うよう、親御さんがサポートしてください。
step
1英単語を正しく読めるようにする
最初にやるのは、英単語を見て、正しく読めるようにすることです。
これが、できないまま、英単語の暗記をしてはいけません。
step
2英単語を見て意味がわかるようにする
読めるようになったら、英単語を見て、パッと意味がわかるようにします。
step
3日本語を見て英語が言える
ステップ2の逆で、日本語の意味から英単語がパッと出てくるようにします。
step
4英単語の発音を聞いて、単語を書けるようにする
ステップ1~3で英単語の読み、意味はインプットされていますので、英単語の発音を耳で聞いて単語を書くアウトプットの練習をします。
step
5日本語を見て、英単語を書けるようにする
最後に、日本語を見て英単語を書けるようにします。
以上が、英単語学習の正しいやり方です。
え?こんなにやらなきゃいけないの?
と思った方がほとんどだと思いますが、中1の今だからこそ!英単語学習の正しいやり方を最初にしっかりと習慣づける必要があります。
確かにステップ1~ステップ5まで、一段階ずつやっていたら、最初は時間がかかって仕方がないかもしれません。
ですが、この習慣さえ身に付けば、英単語学習は、どんどんラクになっていきますし、それと同時に英語も得意になっていきます。
実際、英単語学習の方法は、学校では教えてくれないため、自己流でやっている中学生も少なくありません。
ですが、この自己流こそが、英語を苦手にする原因になっているのです。
プラスアルファの英単語学習
さらに、英単語学習において、英単語と日本語を1対1で覚えるやり方は、学年が上がった時、マイナスになってしまいますので、
できるならば、英単語は、英文の中で覚えるように工夫しましょう。
また、中学生向けのお堅い英文は、そんな状況、日常的にある?というものが多いですから、できるだけお子さんが自分事にできる英文を使うのがおすすめです。
たとえば、お子さんが、洋楽が好きだったり、洋画が好きだったりして、常に英語に接している状況ならば、それを英語学習の一環として使う工夫をしてみましょう。
英語関連で好きなものがない場合には、下記の参考書等がおすすめです。
おすすめ英語参考書(広告)
勉強嫌いな子におすすめ
- 有名な「うんこドリル」シリーズの中学生版です。英語学習を楽しく続けることができます。
- 英語の例文が「うんこ」という身近なものを使っているため、イメージしやすく、記憶に残りやすいです。
- 中1のうちから、高校入試レベルの英単語に触れておくことは、今後の英語学習にプラスになります。
テストで良い成績が取りたい子におすすめ
- 超!有名で人気な中学英語の参考書です。
- 英語学習での文法理解はもちろん、数多くの英文(例題)に接することがとても大切です。
- 中1レベルの英語を完璧にしておくことが、次の学年へとつながります
目標を持って取り組みたい子におすすめ
- 中学生で英検3級が望ましいとされていますので、英単語には早めに取り組むと良いでしょう。
- 英単語だけでなく、その英単語を使った例文も掲載されていますので、おススメです。
- 今すぐ英検を受けなくても、これだけの英単語が必須なんだと実感することも大切です。
国語を苦手にしている子におすすめ
- 学年が上がってくると、英語力には国語力も必要になってきます。
- 国語力を上げるためには読書が一番ですが、どうせなら、英語学習について書かれた日本語を読みましょう。
- 英語の学習内容はわからなくても、読みやすい楽しい日本語で書かれており、おすすめです。親御さんが読んでも。
まとめ
親御さんにしてみれば、中学時代の成績も気になるため、英単語だけでなく、英文法も必要なのでは?と思われるはずです。
もちろん、英文法も大事ではあるのですが、英単語が中途半端であればあるだけ、英文法への理解は進みません。
何より、お子さんの学年が上がり、高校になってからも、中1時代の英単語レベルが、ずっとお子さんの英語学習の足を引っ張り続けることを考えると、今こそ!真剣に取り組むべきだと思います。
なお、英単語学習は、中1レベルの英単語、中2レベルの英単語と分ける必要はなく、早い段階でできるだけたくさんの英単語や英文に接する練習をしておきましょう。
そういう意味では、参考書も1冊だけでなく、何冊も手元に置いておき、Aに飽きたらBをやる、Bに飽きたらCをやるというやり方の方が、理解度は深まります。(教え方や言い回しが違うため)
また、昨今は中学生もスマホやタブレットを持っていますので、スマホアプリ等をつい使いたくなりますが、紙媒体を使った方が理解は深まりますし、中学生の場合は、スマホやタブレットだと、ついゲームをやったり、LINEをしたりと気が散りますので、参考書は、紙媒体が良いと思います。