英語学習をルーティンにする。
英語を上達させるには、これが、一番の方法です。
ちなみに、ルーティン(routine)とは、
- 日課
- 決まって行う作業
のことで、
習慣行動と言ってもいいと思います。
ところが、この「ルーティン」に「ワーク」をプラスして、
「ルーティンワーク」という言葉になると途端に、
- 手順が決まりきった仕事
- 創意工夫のない、つまらない仕事
というように、良くない意味で使われてしまいます。
そうなると、
英語学習をルーティンにするのは、良いことなのか?悪いことなのか?
気になっちゃうと思いますので、
今日は、そんなお話です。
英語学習をまずルーティン化する
もともと、ルーティンという言葉に良いも悪いもありません。
特に、英語学習のような、勉強系は、
- 日課にすればするだけ、
- 毎日、触れれば触れるだけ、
良い効果が表れるのは、当然でしょう。
とにかく、毎日、英語学習をする。
これは、ぜひ!習慣化して欲しいことです。
英語学習をルーティンワークにしない
ただ、どんな英語学習でもいいか?
というと、そこは、少しだけ気を付けなくてはなりません。
英語学習をルーティン(習慣)にするのは良いですが、
英語学習の中身は、ルーティンワーク(作業)にしてはいけないんですね。
たとえば、
中学生が、英語の単語を100回も200回も書いて練習する。
これを、単なる作業として、やっているなら、
ほぼほぼ、意味はありません。
手が疲れるだけです。
大事なのは、学習する時の意識です。
基本、回数とか、学習時間の長さは関係ありません。
大体、
「●回やった!」
「●時間やった!」
回数や時間を、やたら自慢主張してくる人ほど、
その内容は、ルーティンワークになってることが多いです。
ルーティンワークよりも短期集中
実際のところ、
- 単語を覚えるとか
- フレーズを覚えるとか
は、ルーティンにするよりも、
短期集中でやった方が、良い結果を得られます。
つまり。
毎日10個の英単語を毎日、1年間覚える。
よりも、
1か月で1000語の英単語を覚える。
の方が、効果は高いんです。
なぜか?
時間が経つと、覚えた単語も忘れちゃうからです。
ルーティンというのは、
悪意のある言い方をすれば、ダラダラやるっていう意味でもあるから。(笑)
また、どんな作業(行動)であっても、それがルーティンになるには、
2か月以上の時間が必要なのだと言われています。
そこで、
英語学習の中身は、
- 短期集中でやるもの(2か月以内)
- ルーティンで長期に付き合うもの
最初から、二つに分けておくと良いでしょう。
まとめ
上記のことを、まとめます。
- 英語学習をルーティンにするのは良い。
- でも、中身によっては、ルーティンにするより短期集中がおすすめのものもある。
- 短期集中で身に着けるもの、ルーティンにしてしまうものを最初から決めておくと良い。
ということですね。
ちなみに、
私がルーティンにしているのは、
- 英語を読むこと
- 英語を聞くこと
この二つです。
非常に、ちんたらとやってます。