on in atなんて、中学1年生で習う単語ですが、こういう単語を深く掘り下げておくか?どうか?
で、今後の英語力が決まってくると言っても過言ではありません。
まずは、それぞれの前置詞のイメージの復習から!
onのイメージ
onのイメージは、とにかくくっついている。
これです。
そこから、どんどん意味が派生していくわけですが、
正直な話、ピンと来ない説明もあるんですよね。
そこで、理屈よりも、まずはイメージできるかどうか?
自分なりに確認してみましょう。
イラストは私自身のイメージですが、これでピンと来るようならインプットしていきましょう。
We had a desk on the carpet.
She found a woman’s hear on her hasbund's jacket. ←やべぇよ・・・
The lunch in on me.
Can you stand on your hands?
You can't walk that distance on an empty stomach.(空っぽの胃という状態がくっついている)
Tom depends on his mother.→あぁ、嫌だ・・・
The log cabin was on fire.(火がくっついている→燃え続けている)
The train arrived on time.(timeにくっついている→ちょうど間に合って)
なお、例文は多ければ多いほど良いので、
自分が持つ辞書や参考書などでも、onを見つけたら、必ずイメージする癖をつけましょう。
上の例文中にある、depend on や on timeは、熟語として暗記した人もいるでしょうが、イメージトレーニングすると、より記憶に残ります。
inのイメージ
inのイメージは、~の中というイメージでほぼOKです。
例文を見てみましょう。
You’ll find some eggplants in the basket.
There was a friendly atmosphere in the village.
He strained a muscle in his leg.→確かに筋肉は中にある・・・
Don't go out in the rain.
The cat was sitting in the sun.→太陽の中じゃないよ
She was dressed in black.
She went out in her red shoes.
He looks handsom in uniform.→(ユニフォームの時だけ?(笑)
It’s easier to walk in a short skirt than in a long one.→(そうそう!)
He was in love with a Japanese girl.
You talked in your sleep last night and woke me up.→簡単な文だけど間違えやすいみたい。
You can do the test in pen or pencil.→決してペンの中にテストを入れているわけではなく・・・
I don’t know how to say that in English.
The barber cut my hair in 5 minutes.
I'll be back in 5 minutes.→5分後にってこと
最後の例は、ちょっとピンと来ないかもしれませんが、
へぇ!そうなんだ!
と思った時点で、記憶に残ればOK。
atのイメージ
atのイメージは、「1点」です。
3つほどイメージを描いてみました。
- バッテンの点。
- 的の中心点。
- グーグルマップのピン。
ここから、いろいろイメージを膨らませていきます。
例文を見てみましょう。
We made a circle with Jim at the center.
I bought a newspaper at a kiosk at the station.
He threw a stone at the dog.
He threw a bone to the dog.との違いをイメージしましょう。
I have an appointment at ten.
Don’t do two things at a time.
I was surprised at what I saw.
At this word, he jumped for joy.
You become an adult at 18 in Japan.
They all laughed at the new student.
Chameleons can change their color at will.→カメレオンに意思ってあるのかな?
onとinとatの違い
どうだったでしょうか?
on in atの違いについては、それぞれのイメージを確定させれば、感覚的になんとなくわかってくるように思います。
ただ、今の時点では、まだどれを使えばいいのか?迷う・・・という場合には、下記の方法を使うと良いかもしれません。
この方法は、かの有名な英語学習サイトVOAさんからの引用です。
ザクッと日本語でまとめると、こうなります。
参考
時間と場所を表現する時に使うon in atの区別は下記のイラスト図に従うと良い。
inは普通で、より一般的な概念なので、時間的に長く、場所的に大きな時に使う。
- in the morning
- in June
- in 2023
- in Tokyo
など。
onは、inよりも、少し特別感があるので、時間的にも短く、場所も少し小さめの時に使う。
- on Monday
- on Christmas day
- on July 4th
- on ABC street
など。
atは、点のイメージなので、一番、特別な感じになる。
- at 7:00
- at Christmas (dayはつけないこと!)
- at 1400 ABC street
- at home
など。
ただし、上記の分け方は100%ではありません。
なかでも、このルールから外れているのに、よく使われる例が、乗り物に乗る時のon in atの使い方です。
- 馬、自転車に乗る・・・get on
- 自動車、タクシーに乗る・・・get in(車の中に乗り込むイメージ)
- 電車、バスなどに乗る・・・get on(バスや電車の床の上に立つイメージ)
え゛っ?
最初の説明なんだったんだ?
と思いました?
私もです。(笑)
でもね。言葉って、そういうものです。
多くの英文に接しながら、少しずつ感覚を磨いていくしかありません。
まとめ
今回は、前置詞のon in atの3つについてのみ、かなり深掘りしてみました。
が、一つだけ言っておきたいのは、
すべての例文について、暗記しようとするのは、やめてください!ってことです。
守って欲しいのは、下記の順番です。
- on in atのイメージをまず理解する
- そのイメージを思い浮かべながら例文を読み、状況を推測、想像する
- 最後に答え合わせをする
そして、やってみる前から、「そんなの、すごく時間がかかりそう!」と決めつけるのもやめてください。
こういう学び方をすれば、英語はどんどん楽しくなるはずなんです。
だって、暗記は嫌いだけど、クイズを解くのは楽しいでしょ?
さらに、明言すれば、
- 楽しくて英語に接している人と、
- ひたすら暗記しまくっている人では、
3年間で、大きな差が出るのは間違いありません。