小学生の教え方

子供英会話で効果を出すには?

2019年4月17日

子供英会話で効果を出すには

子供英会話で、目に見える!効果を出したい!

児童英語インストラクターなら、誰もが思うことでしょう。

 

でも、現実には、

「ここなら、良さそう!」

そう思って、加入したフランチャイズも、

なんだか、今ひとつの結果・・・なんてことはザラです。

 

それでも、あきらめることなく、

世に出回っている英会話教材をチェックはするものの、

結局、どれも、似たような作りになっているな。

ということが、わかるだけで、

効果的な子供英会話レッスンの答えは得られないままです。

 

でも、一つだけヒントがあります。

それを、一緒に考えてみたいと思います。

 

 

自分の歴史に答えがある?

よく言われるように、

ネイティブは英語は話せますが、

どうやって、自分が英語を話せるようになったか?

は、わかりません。

 

でも、日本人の児童英語インストラクターは、

何か、努力をして、英語を話せるようになったはず。

その自分の歴史を、まず、紐解いてみる。

これが、一つのヒントに、なります。

 

子供英会話で効果を出すには

今の子供英会話の問題点

ただ、その前に、

今の子供英会話の問題点を洗い出しておきましょう。

 

常に決まり文句が存在している

子供英会話では、常に決まり文句が存在しています。

いわゆるリピート練習もそうですが、

あいさつには、それが顕著に現れます。

  • How are you?
  • I'm fine.
  • What's the date today?
  • It's April 17th.

などですね。

 

でも、これは、習慣的に覚えただけで、

英会話とは、言えません。

 

会話が成り立たない

その点、ネイティブ講師は、

自由な英語で、いろいろ話しかけてくれます。

でも、

子供の方は、言われている内容がわからないし、

それに対しての、受け答えもできません。

  • そのため、適当に受け流す。
  • 何も言わない。

で、終わっちゃうので、

会話そのものが、成立しません。

 

子供英会話で効果を出すには?

おそらく、以上の二つが、

子供英会話特有の問題点だと思います。

要するに、

子供たちは、

自分が言いたいことを英語で話せません。

 

これを、なくすためには、

  • 理解すること
  • 自分の言いたいこと

この2つが、整理されればいいんじゃないでしょうか?

 

子供に理解してもらうこと

では、子供に何を理解してもらうのか?

実際に、ご自分の過去を振り返ってみましょう。

確かに!あれだ!

そんな英会話のきっかけになった出来事があるはずです。

 

それを、子供にわかるように、理解してもらう。

その工夫をするのが、レッスンプランです。

 

たとえば、

私は、英文の構造を使えるようになったことが、

一番、大きかったんですね。

 

だから、

まずは、人称代名詞を教え、

次に、be動詞を教え、

自分の言いたい文章を作ってみる。

こういった、流れでレッスンを行いますが、

「I am・・・」

「He is・・・」

と言葉を発した時点で、

言おうとしていることは、わかるんだよ!

ここまで、理解してもらうようにしています。

 

自分の言いたいこと

でも!現実には、そんな英語力よりも、もっと大事なことが子供英会話にはあります。

というのも、

日本の子供たちは、なかなか、自分の言いたいことが言えないんですね。

 

まるで、

英語=勉強

というイメージが、すでに染み付いているかのようです。

これを、緩めてあげるためには、

通り一辺倒のリピート練習は、止めさせた方が良い気もしています。

通り一辺倒のリピート練習とは、
Do you like cats?
Yes,I do.
Can you speak English?
Yes,I can.
みたいな練習です。

リピート練習は、自分の意見を言わなくてもいいので、

子供たちにとっては、ある意味、ラクです。

でも、

それでは、いつまでたっても、言いたいことが言えるようになりません。

 

そこで、

時には、日本語で話す練習もしてもらっています。

母語でコミュニケーションできなければ、

英語でも、無理ですから。

 

まとめ

今回の記事は、あくまでも、

小学校高学年で、英語学習歴がある子をイメージしています。

それ以下の年齢だと、

「理解する」という点でハードルが上がってしまうので、

思うようには進められないからです。

 

もちろん、そこは、

それぞれの、先生の経験と腕次第なのかもしれませんが、

自分なりに試行錯誤していくしかありませんね。

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