現在形と過去形の使い分けは、
- 過去を表す単語が入っていたら、過去形にする。
- 今現在のことは、現在形にする。
- 日本語訳が「する」なら現在形、「した」なら過去形にする。
なんて、やってる中学生は多いと思います。
でも。
それって、全然、まったく、1ミリも面白くありませんよね?
だって、単に暗記しただけだから。
単にパターン練習、たくさんやっただけのことだから。
英語は言葉。それを思い出そう!
そこで。
ここでは、
- 「英語は言葉なんだ!」
- 「気持ちがないのに、言葉にはできない!」
ということを、とことん、突き詰めていきましょう。
なぜなら、結局、
- 言葉とか表現するということに興味がない子
- 学ぶことを面白いなと思わない子
は、どれだけ強制的に勉強させても、モノにはならないからです。
つまり。
言い方を変えれば、
- 英語は暗記科目ではなく、「言葉」なんだ。
- 英語を学ぶって、なんや面白いやんか。
そう思うことが、一番、遠回りに見えて、近道なんです。
ココに注意
教科書がムズくなった?それが何だ!
今年の4月から変わった英語の教科書。おそらく、落ちこぼれも増えると思います。
それを阻止するために、親御さんは、どうします?
太陽になりますか?それとも、北風になりますか?
現在形と過去形の使い分けは?
ちなみに、私自身は、太陽になりたいと思っています。
だから、そのためには、
面白いな・・・と思えるような知識をたくさん、教えてあげたいです。
たとえば、
今回のテーマである、現在形と過去形の使い分けですが、
基本的に、現在形というのは、今現在の話じゃありません。
現在形=ずっと変わらないってことを、表現するためのものです。
だから、
- I am a teacher.
- He is kind.
って言えば、
- 私はずっと先生をやっているし、
- 彼はいつも親切なんだよね。
というニュアンスが隠れているわけです。
What do you do?
が、職業を聞いているのも同じ考え方ですね。
いつもは、何をしているの?というニュアンスがあるから、
職業を聞いている・・・ってことになるわけです。
一方、過去形の場合は、
今より前の、ある一点だけを指しています。
だから。
- I was a teacher.
- He was kind.
ってなると、
- ある時は、先生だった
- 彼は、その時は親切だった
ってニュアンスになるんです。
これは、
I lost my bag.
が、バッグを無くしたことだけはわかるけれど、
その後、バッグが見つかったか?どうか?は不明。
というのと同じです。
もちろん。
こういうのも全部!言葉なんだから、
100%そうなんです!とは言い切れないけれど、
こういうニュアンスを知っていると、
英語は生きてる!って実感がして、
ただ、暗記しているだけよりも、何倍も楽しくなります。
まとめ
最後に、
これは、当たり前のことですが、
現在形と過去形の使い分けをする時に、
基本の「き」である、
- be動詞の現在形と過去形
- 一般動詞の現在形と過去形
そのものは、ちゃんと知っておかないとね。