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英語の長文、単語はわかるのに読めない!を克服する秘訣

英語の長文でよくありがちなことが、単語はわかるのに読めない。

というものです。

 

しかも、わかるのは単語だけじゃないんです。

文法も、まぁまぁ、理解できている。

なのに、長文だけ読めないんですね。

 

一体、何故なのか?

まずは、原因を探り、その後で、克服していきましょう。

 

 

長文を見るとパニクる

まず、長文を見ただけで、多くの子供たちがパニクります。

文の長さを見ただけで、

「もう、無理」

「わかるわけがない」

そう思い込んでしまう感じです。

 

これは、

  • 長い英文に接する経験が極端に少ない
  • 英語の文が何故?長くなるのか?理解していない

ことが原因です。

 

特に、日本語の場合、

わかりやすい文章を書くためには、文を長くしすぎない。

のが基本にあります。

 

ところが、それとは、真逆にあるのが、英語です。

英語にとってのわかりやすさとは、言葉をどんどん継ぎ足していくことなのです。

つまり、英語の長文は、

相手に誤解を与えないために、たくさんの説明を加えた結果、長くなっている

ということを、まずは、ちゃんと理解しておきましょう。

 

長文の見方を修正する

英語の長文が何故?長いのか?

その理由がわかれば、長文の見方を正しく修正することができます。

 

英語の長文は、

それを読んだ人に誤解を与えないように、たくさんの説明を加えている。

のでしたね?

だったら、ここから、やるべきことが見えて来ます。

 

もし、英語の長文の意味がわからない!

そう思ったら、加えられているたくさんの説明を、

どんどん、そぎ落として、そぎ落としていくのです。

そして、骨組みだけにしてしまいましょう。

 

英語の長文がわからない人は、

いろんなものを、すべて、ごちゃ混ぜにして、一度で、理解しようとしてしまっているのです。

 

そりゃあ、簡単な短い文章ならば、それでもわかります。

でも、英語の長文は、まず、綺麗に、整理整頓してあげる。

これが大事なのです。

 

長文が読めない

木が多いと迷います

 

森を見てから、木をチェック

いろんな肉付けを、ごっそり、そぎ落として、骨組みだけにしたら、

長文は、とてもシンプルな形になるはずです。

 

そうしたら、そのシンプルな形を見て、

全体の意味を大雑把に、捉えておきましょう。

大事なのは、細かな中身よりも、この全体の意味の方です。

 

学校では、どうしても、

  • 一つずつ単語を調べ、
  • 一つずつ丁寧に訳していく、

というやり方が主流になります。

 

でも、最初から、それをやってはいけません。

まずは、全体像をつかむのが先。

地図もなしに、木だけを見て、森の中を歩き回れば、迷うだけです。

まずは、ズームアウトして、森の全体像を把握しておきましょう。

 

具体的な方法

別の記事で、

具体的な英文の読み方、分解の仕方を書いていますので、良ければご覧ください。

初心者のための英語リーディングのコツ

 

まとめ

単語はわかるのに、長文が読めない。

という状況は、レベルの差こそあれ、ほとんどの子が、あてはまる。

これが、日本の教育の現状です。

 

これを、打ち砕くには、

  1. 長文に対するイメージを払拭する
  2. シンプルな形にしてしまう
  3. 全体の意味を先に捉える

まずは、ここまでを練習してみましょう。

そこから先は、次のステップになります。

今までとは、やり方が違いますので、最初は慣れることからです。

 

Aゴトウ
こちらの記事も参考にしてください。

中学生が英語長文をスラスラ読むための練習方法は?

 

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