英語を話す恐怖を克服する方法の中で、
一番、手っ取り早いのは、
外国人も緊張しているし、恐怖感を持っているのだと知ることです。
日本人には、恐怖感が二種類ある!
私自身、日本人ですので、
英語を話す恐怖感というのは、ちゃんと(?)ありますし、
理解もできます。
そこで、
自分の経験から、分析してみた結果、
恐怖感は二種類あるんだ!ってことに気づきました。
おそらく英語を話さなければならない場面では、緊張していたり、恐怖を覚えているので、
つい、ごちゃ混ぜにしていると思いますが、正確には
1、間違った英語を話すかもしれないという恐怖
2、なんとなく外国人に対して持っている恐怖
の二つに分けることができると思います。
どちらの恐怖を克服するのが、手っ取り早いか?
そして、私自身の経験から言えば、
英語を話したいならば、
2番の恐怖心を克服したほうが、手っ取り早いと思います。
なぜなら、日本人は世界にまれに見る勤勉さとまじめさで有名です。
そんな勤勉でまじめな日本人に、
「間違うことを恐れるな!」
と言っても、かなり難しい気がするのです。
結局、
「間違ってもいいから話してみる。」のではなく、
むしろ、
「間違わないように、もっと勉強しよう。」
そうなるのではないでしょうか?
しかも、勉強したところで、恐怖心は克服できないのです。
なぜって、勉強し続けても、英語は完璧にはならないから。
2番の恐怖心を克服するには?
では、2番の外国人に対して持っている、意味のない恐怖心。
これを、克服するにはどうすればよいのでしょうか?
実は、これは非常に簡単です。
相手の外国人を興味を持って観察する。
たったこれだけで、いいんですから。
通常の恐怖とは異なり、
英語を話す恐怖というのは、自分に気持ちが向いてしまっている状態です。
そこで、無理矢理にでも、自分の興味を100%、相手に向けてしまうのです。
これは、実は、コミュニケーションの大事な基本でもあるんです。
おそらく、これさえできれば、英語力がたいしたことなくても、
かなり、大きな力を発揮するはず。
実際、興味を持って観察すれば、
初対面の相手の緊張や不安も、手に取るようにわかります。
そう!
外国人だって、私達と同じように、緊張もする。不安もある。恐怖もあるんです。
それさえ、心から理解できたら、
克服なんて考えるまでもなく、素で話せるようになります。
まわりに外国人がいない場合の克服方法は?
でも、日本は島国なので、まだまだ、まわりに外国人はいない!
という人も多いはずですね?
そんな時は、ぜひ、あのテレビ番組を使いましょう。
そう。あのテレビ番組とは、「Youは何しに日本へ?」です。
特に、テレビの前なら、かなりリラックスしていますので、練習には最適です。
まずは、彼らをよく、観察してみましょう。
おそらく、日本と言う外国に来て、
わからないこと、知らないこと、文化の違いにとまどうことは多いはずです。
ましてや、日本人は英語が苦手な人が多い。
となれば、私達が海外で感じる緊張や不安を、彼らだって抱えているはずですね。
そのことさえ、想像できれば、英語を話す恐怖は、消えていくはずです。
まとめ
日本人が外国人を見て逃げていく一番の理由は、恐怖感でしょう。
その恐怖感はすぐに「日本人の英語力」と結びつけられてしまいますが、
冷静に観察してみると、恐怖感には2種類あることがわかります。
それが、
- 間違った英語を話すかもしれないという恐怖
- なんとなく外国人に対して持っている恐怖
の二つです。
もちろん、どちらの恐怖も克服できるようにするのが理想ですが、
手っ取り早く、現実的に考えるならば、やはり、優先順位はつけておきましょう。