子供に英語を教えたい!

子供英語レッスンプランの作り方

子供に英語を教えたいけれど、

どうやってレッスンプランを作っていいのか?わからないという方のために、

今回は、子供英語のレッスンプランの作り方についてです。

 

 

子供英語のレッスンプランの流れ

子供に英語を教える時に重要なのは、

飽きさせないことです。

1レッスンは、大体、50分前後だと思いますが、

流れはこんな感じです。

1、warm up

2、前回のreview

3、今日のtarget

4、work と activity

5、follow up

 

子供英語レッスンプランの作り方

 

warm up

warm upは、

子供たちの気持ちを

「さぁ、英語を学ぶぞ」と切り替えさせるために行います。

 

小さいお子さんなら、英語の歌やお遊戯。

小学生なら、英語であいさつしたり、簡単なことを英語で聞いたりして、

気持ちをあたためていきます。

 

前回のreview

子供達は、すぐ覚える反面、

覚えたことも、すぐに忘れます。

そのため、前回のreviewを最初に、必ず行います。

 

reviewは、英語を定着させるためのものですが、

reviewも、一種のwarm upになります。

「あ、それ習った。知ってる。」

ということが、

子供たちに安心感と積極性を与え、学ぶ姿勢を促すからです。

 

今日のtarget

今日、子供たちが学ぶべきことを明確にします。

覚える英単語やフレーズを、

導入し、練習し、確認するのが、この部分です。

 

また、どんなtargetを選ぶかは、

テキストを元にすれば良いと 思います。

 

workとactivity

今日のtargetを元にして、

workとactivityを行います。

 

workは、文字を読んだり書いたりする練習として、

activityは、習ったtargetの応用になります。

 

follow up

その日のレッスンの閉めになります。

習ったtargetを再復習したり、

ちょっとしたゲームを行ったりした後、

さよならの歌を歌ったり、

あいさつをして、終わります。

 

 

子供英語のレッスンプランの作り方

子供英語のレッスンプランのおおまかな流れはわかったと思います。

この流れに沿って、

レッスンプランを、作っていきます。

 

私は、いつも、A4サイズの紙に、

やるべきこと、テキストのページ数、CDの番号などを、

番号を振って、箇条書きにしています。

 

たとえば、こんな感じです。

 

子供英語レッスンプラン例

レッスンプランは、

大体のアウトラインを把握する感じで作ります。

(自分が見て、わかればOKです)

 

この中で、意外に重要なのが、一番上の表記です。

L-2 No.30 と言うのは、

レベル2の子達のレッスンプランの30回目という意味で、

私は使っています。

 

レッスンは、通常1週間に1回です。

そうすると、前のレッスンに何をやったか?

意外に忘れます。

必ず、番号を振って、ファイルしておくこと。

そして、

その日のレッスンで出来たこと、できなかったこと、

宿題なども記載しておきます。

 

 

子供英語のレッスンプランで気をつけること

子供に英語を教えていると

つくづく思うのは、

誰一人として同じ子供はいないし、

誰一人として同じ反応はしない、

ということです。

 

ですから、

どれだけキッチリとレッスンプランを作ったとしても、

現実には、予定通りには、進みません。

だからこそ、

大事なのは、

その日のtargetは何か?という点を忘れないことです。

 

たとえて言うならば、

子供英語は、

子供たちと一緒に、その日の山に登るようなものです

レッスンプランは、先生が示す、一つの登山道ではありますが、

別に、途中のわき道から登っても、OKなのです。

 

もし、レッスンプランの進行ばかりを気にして、

実際の子供たちの反応を見ずに、レッスンを進めていけば、

それは、本末転倒でしかありません。

主役は、レッスンプランではなく、子供たちです。

子供たちが、楽しんで、参加し、

みずから学ぶようにしていくことが大切です。

 

まとめ

子供英語のレッスンプランをどうやって作ろうか?

と悩んでいる方のために、

おおまかなレッスンプランの作り方と注意すべき点を

現場サイドから、まとめてみました。

 

でも、結局のところ、こういうのは習うより慣れろ

だと思います。

 

子供たちと一緒に山登りする。

そんなイメージで楽しく、やっていけば大丈夫です。

 

おまけ・・・ブラック双六の作り方

activityで使う、ブラック双六の作り方です。

子供達が楽しそうにやっていたので、おまけとして書いておきますね。

 

子供英語レッスンプラン

1、黒い紙に双六のマスを書いていきます。

2、所々のマスをカットし、ドアのようにします。

3、別の紙(写真ではピンクの紙)を、黒い紙とそろえておいて、

ドアを作った場所に、子供への質問や指示を書き込みます。

 

子供たちにとっては、中身が見えない双六なので、わくわく感があります。

一方、

先生にとっては、ピンクの紙を変えていけば、

いくらでも双六の内容を変えることができるので、使い道が広がります。

 

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