子供に英語を教えたい!

児童英語インストラクターになるには?

2017年11月12日

児童英語インストラクターになるには

英語が好き。英語が得意。

子供が好き。

自宅でできる仕事をしたい。

だから、児童英語インストラクターになりたい。

そう思いながらも、なかなか、その一歩が踏み出せない方に、実際に、児童英語インストラクターを経験してわかったことをお話していきます。

※この記事にはプロモーションが含まれています。


児童英語インストラクターになるには

児童英語インストラクターの種類

児童英語インストラクターと言っても、その働き方は大きく分けて5種類あります。

●自分で児童英語の教室を開く

●大手の児童英語教室のフランチャイズに加盟する

●民間の児童英語教室のインストラクターとして勤務する

●小学校の児童英語インストラクターになる

●英語サークル等を運営する

 

児童英語インストラクターになるには?

児童英語のインストラクターになるには、具体的に何をすべきなのか?

上記の順に一つずつ見ていきましょう。

 

自分で児童英語の教室を開く

これは、いわゆる自営業と同じですので、自分が始めたい!と思えば、いつでも始められます。

ただし、始める前までに、教室、教材、カリキュラム、レッスンプランを自分自身で、準備しなければなりません。

 

大手の児童英語教室のフランチャイズに加盟する

大手の児童英語教室と言えば、いろいろありますが、私が経験したのは、「●CC」と「●o●o塾」です。

秋ごろから「ホームティーチャー募集」の広告がいたるところで見られますので、まずは、説明会に参加します。

説明会で納得できれば、テスト→研修→開講へと準備をしていきます。

ただし、自宅での開講がほとんどなので、教室にできる部屋の確保が必要です。

 

民間の児童英語教室のインストラクターとして勤務する

こちらは、上記のホームティーチャーとは異なり、
民間の児童英語教室のインストラクターとして、時給をもらって、あるいは、正社員として勤務する方法です。

通常の就職と同じように、インストラクターを募集している英語学校へ、履歴書を準備した上で、面接や試験等を受けることになります。

 

小学校の児童英語インストラクターになる

小学校での英語教育改革の関係で、小学生に英語を教える仕事もクローズアップされています。
ただ、小学校で児童に英語を教えるには、資格が必要です。

その資格とは、

1、小学校英語指導者資格

幼児、および小学生を対象とした英語指導経験が50時間以上ある

2、小学校英語準認定指導者資格

1の英語指導経験が50時間に満たない人

このどちらかが必要になります。

小学校英語指導資格について

小学校英語指導者の資格は、J-SHINEが認定している資格です。
J-SHINEとは、民間主導で設立されたNPOですが、2003年に内閣府から認証を受けました。

これは、小学校の教員免許を持たない人でも、英語を小学生に教える能力があることを示す資格として大きく評価されていくはずです。
実際、教育委員会や小学校で認知度がかなり高まってきていることからも、持っておいたほうが良い資格と言えるでしょう。

小学校英語指導者資格認定 アルク児童英語教師養成コース

また、小学校に限らず、子供たちに英語を教える「自信」を持つためにも、最適な資格だと思います。

 

 

英語サークル等を運営する

英語のサークルは、個人で開く英語塾よりも、もう少し、気楽な感じで始められます。

公民館を利用したり、自分のお子さんとお友達を一緒に遊ばせることから始めたり、
イベントを企画したり、やり方は自由です。
いつでも、どこでも、やる気さえあれば、始めることができます。

 

児童英語インストラクターを目指す時の注意点

児童英語インストラクターになるには何が必要か?

少しずつイメージは膨らんできたと思いますが、
児童英語インストラクターについて現実的に知っておかなければならない注意点についても、今のうちに、きちんと知っておきましょう。

 

自分で児童英語の教室を開く

児童英語のインストラクターの中で、一番、自由度が高いのが、この方法です。

月謝、カリキュラム、教材、クラス編成など、自由に決めることができますし、
教室となる部屋さえ確保できれば、いつからでも始められます。

ですが、この自由さの反面、カリキュラムやレッスンプランは、自分で作らなければなりませんし、
教材や月謝の設定など、基準がわからず、不安になることもあるかもしれません。

また、広告宣伝などもすべて、自分で行う必要があります。

 

大手の児童英語教室のフランチャイズに加盟する

大手の児童英語教室のフランチャイズに加盟する利点は、カリキュラムや教材、月謝等が、すべてきちんと決められていることです。
それに沿っての研修も行ってくれますので、かなり、不安は軽減されるでしょう。

が、やはり、このメリットが、デメリットにもなり得ます。

カリキュラムや教材、メソッドなどが決められているため、
子供達に対し、フレキシブルな対応ができなくなることも。

ただ、大手の児童英語教室の名前を使わせてもらえることで、
フランチャイズ元が行うテレビCMやネット広告など、
個人経営ではできない宣伝が、それなりの効果をもたらしてくれるということは、あります。

その代わり、毎月の月謝の中から、何割かはロイヤリティーとして、フランチャイズ元へ支払わなければなりません。

 

民間の児童英語教室のインストラクターとして勤務する

いわゆる、アルバイトやパート、正社員として働くことになるので、普通のサラリーマンと同じ悩みを抱えます。

本来の仕事ではない雑用を押し付けられる可能性も否定できません。
また、児童英語のレッスンを行うには、準備が欠かせませんが、
準備時間は、勤務時間とはみなされないこともあります。

 

小学校の児童英語インストラクターになる

小学校の児童達に英語を教えたい場合は、J-SHINEのサイトに仕事紹介希望欄がありますので、そちらで申し込みされるのが良いでしょう。
※学校教育の場合は、紹介料はかかりませんが、民間の場合には紹介料が発生します。

また、小学校の場合は、人数が多いので、いわゆるホームティーチャーとは、違った発想が必要になります。
※たとえば、ゲームやアクティビティなど、クラス全体で考える必要があります。

 

英語のサークル等を運営する

英語のサークルは、いわば、イベントに近い意識で受け止められがちです。

気楽な分だけ、子供も親御さんも、その場限りになりやすく、
児童英語で最も大切な「継続」がおろそかになってしまいます。

 

児童英語インストラクター、はじめの一歩は?

児童英語インストラクターになるには、何をすれば良いのか?という事と共に
それぞれの働き方でのメリット、デメリットも隠さずお話ししてきました。

これらのことを踏まえた上で、あなたが、最初にやるべきことは、何か?

それは、5つの働き方の中で、心惹かれるものは、すべて残し、
その中で、今、自分が出来ることを始めてみることです。

大事なのは、自分で勝手に、自分の可能性を閉じてしまわない事。
勝手に今の自分を評価しない事。

私達はその意志さえあれば、いくらでもなりたい自分になれるのです。

そして、そのことを信じられる人だけが、児童英語インストラクターにふさわしい人だと私は思います。

なぜなら、自分の成長や変化を信じられない人は、子供達の成長も信じられないはずだから。

 

まとめ

児童英語インストラクターになりたい、
そう思っているのに、なかなか、その一歩が踏み出せない人にのために、
夢物語としてではなく、現実的な選択肢として考えてほしくて、今回は基本中の基本のことを書いてきました。

参考になれば、幸いです。

 

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