英語の本を一冊買ってきて、読破する。
これって、結構、大変な労力だと思います。
なにしろ、どんな英語の本を選べばいいのか?
ここが、苦しみの始まりになるからです。
英語レベルで選ぶと?
英語レベルで選ぶ場合には、
1ページに知らない単語が10個もあると、お手上げになるため、
できるだけ、簡単な本を選ぶことになります。
でも、それが、
- 自分の年齢と合っていないものだったり、
- 自分がまったく興味のないジャンルだったりすると
英語よりも、その本を読むこと自体が、苦痛になります。
私も昔、無理くり、
「これは、英語の勉強だ!」
って思い込んで、読破しましたけど、
もう、3冊が限度でした。
結局、その苦痛が我慢できなくて、
英語の本を読むこと自体、あきらめて放り投げてしまいました。
まずは、自分をレベルアップしよう
ただ、あきらめて、放り投げたものの、
「やっぱり、英語は読めるようになりたい!」
この想いは、いつまでも、グジグジと自分の中に巣くっていたようです。
だから、ある時、
5万のリーディングセミナーの案内を見た途端、
迷わず、申し込みボタン押しちゃってました。
それが、10年以上も前のことです。
まぁ、セミナー開いている人は、もともと信用している人だったし、
結果的に、5万使っても、英文は読めるようになったので良かったんですが、
内容としては、とてもシンプルなものでした。
つまり、
- 英文は読めるまで分解する
という方法です。
-
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それと同時に、自分の単語力もアップさせました。
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英語を勉強するのではなく、本を読む
英文の構造がわかるようになって、
単語力がついてきたら、
あとは、自分が読みたい本を選ぶだけです。
英語の勉強のために、英語の本を読む。
そういう努力ができる人は、立派だな・・・と思いますが、
私には無理でした。
結局、英語の勉強を中心に据えちゃダメなのかもしれません。
多分、理想は、
読みたい本の言語が、たまたま英語だった、っていうパターンでしょう。
まぁ、いくらか費用はかかりましたが、
短期決戦で英文が読めるようになったことは、私にとって幸いでした。
それ以来、好きな本をゆっくり、じっくり読んでいます。
※速読したら、もったいないから。
ちなみに、最近、読んでいるのは、「learning by heart」で、creative spirit を教えてくれる本です。
その本の中では、
- 絵を描いたり、
- 字を書いたり、
- はんこを彫ったり、
いろんなことを、実際にやらなきゃいけないので、これもまた、楽しい・・・。
英文に涙して思いついた!
それに。
自分が読みたい本を選んでいるせいか、
最近は、英語の本を読んでいて、涙ぐんでいる時があります。
(おばちゃんは、どーしても涙もろくなるね・・・)
「learning by heart」の著者は、Corita Kent。
尼僧にしてアーティストだった方です。
だから、余計かな?
で。
思いつきました。
「そうだ!英文をカリグラフィーで書き写してみよう!」と。
実は、わたくし、カリグラフィーもかじっていて、まだまだ下手です。
しかも、例によって例のごとく、ただ、ひたすら字を練習し続けるのが苦手。
そこで、気に入った英文を書くなら、どうだろうか?と。
書き続ければ、気に入った英文を、いつでも、じっくり味わえるノートができて、一石二鳥ではないか!と。
まとめ
英語の勉強のために、英語の本を読む。
これは、結構、いばらの道だと思うんですよね。
むしろ、英語が読めるように短期決戦で頑張って、
自分のレベルを引き上げてから、
好きな本に挑戦した方が、何倍もためになる気がするんです。
っていうか、
これが、自分のやり方ってだけなんですけどね。
同じタイプの人、参考にしてくださいませ。