週1ではありますが、子供たちの様子を見ていると、
あぁ、やっぱり、英語の文章が読めていないな・・・と。
その一番の理由は、文型を理解できていないから・・・
なんですが、
だからって、5文型を講義的に教えても全然だめなんですよね。
じゃあ、どうするんだ?
ってことなんですが、
過去にさんざん5文型の記事は書いていますが、
実を言うと、私もまだ試行錯誤中なんです。
でも、一応、レッスン内で気づいたことを、とりあえず共有しておきたいと思います。
子供はもちろんだけど、先生も進化しなきゃいけませんからね~。
まずは、文型を絞る
先生の気持ちとしては、5文型を、全部、スラスラと教えたい!
と思います。
でも、それでは中学生はついてこれません。
なので、私も、次回は、一番頻度が高いSVOの型を集中して行う予定です。
実を言うと、中学3年生なので、
- SVO
- SV
- SVC
この3つぐらいは、一度にいけるかな?
と思って、先日やってみたんですが、
全然、まだ早かったです。
もちろん、まったく理解できないわけではないんですが、
腑に落ちないんですよ。
実際、文型って、五臓六腑に染み渡らないと、意味ないんで。
中学生に勘違いさせている原因は?
正直なところ、多くの中学生は、文型に対して、まったく無頓着です。
でも、なんで?こんなことが起きるんでしょうか?
多分ですが、
中1の最初に、
- I= 私は
- like=好き
- apples=りんご
と単語の意味を1対1で確認したあと、
「I like apples.は、私はりんごが好きですと訳します。」
そう教えられるからじゃないでしょうか?
この時、多くの中学生は何をするか?っていうと、
多分、暗記します。
同様に
- I=私は
- am=です
- a boy=一人の少年
これも、単語を1対1で確認したあと、
「I am a boy.は、私は一人の少年ですと訳します。」
と教えられるので、
やっぱり同じように、暗記します。
こういうことが、何度も何度も繰り返されるので、
結果的に、多くの中学生がこう信じ込みます。
単語の意味さえ暗記して、あとは、日本語らしく文章にすればいい!と。
だから、ちょっと構造が複雑になったり、
知っている単語なのに、違う使い方がされていると、
途端に、英語の文章が読めなくなります。
見えないものが見えているか?どうか?
実を言うと、最近になって、ようやく気付いたことがあります。
それは、
はっきりと5文型という形はわからなくても、
英語を読める子や、ガリガリ勉強しなくてもサクッと良い点を取る子は、
どういう経緯か?わからないけれど、
英文の中の「型」や「構造」をちゃんと理解しているってことです。
もちろん、5文型を必死に暗記したりはしていません。
ただ、英語に接する時には、「アレ」を使わなくちゃ!そう思っているんですよね。
しかも、「アレを使えば、超!便利じゃん!」って皆、言うんです。
これを、なんとか皆に教えられないか?
それが、今の私の課題です。
最初のヒントは、代名詞の表?
ただ、何から始めればいいのか?
いろんな書籍も調べつつ、考えられる方法を次々とやっているんですが、
その中で、小さなヒントを見つけました。
意外にも!
中3になっても、代名詞の表が、まったく活用できていないんですよ。
実際、暗記という点では、日本の中学生は超!優秀です。
でも、暗記したものを使って、自分をラクさせる方法までたどり着けないんです。
そりゃそうか。
英語=暗記科目って、思い込んでますもんね。
というわけで、次回は、そこから攻めようと思います。
まとめ
私も昔は、英語の文章は全然、読めませんでした。
でも、私が読めるようになったのは、大人になって、5文型を学び直したおかげです。
でも。
中学生の場合は、大人と同じ土俵で語るわけにはいきません。
ただ、
中学生でありながらも、英語ができる子はいるわけで、
絶対に無理!ってことはないはずです。
というわけで、次回も頑張ってみます!