be動詞の単元テストは、ちゃんとできる。
一般動詞の単元テストも、ちゃんとできる。
でも、ごちゃまぜにされると、何故か?間違えてしまう。
こういう中1は少なくないようです。
で、普通は、
be動詞と一般動詞の区別ができていないんじゃないか?
なんて思うんですよね。
でも。
実は、そうじゃないようなんですよね~。
目次
be動詞とそれ以外
そもそも、be動詞なのか?一般動詞なのか?なんてことは、
基本、
- be動詞は、am、 is 、are
- そして、それ以外の動詞は、全部、一般動詞
これだけでOKです。
こんな簡単な話ってありません。
だから、
中1の子に「これは、be動詞?一般動詞?」って聞けば、ちゃんと答えられます。
ところが!
ところが!ですよ?
前回で作ったような「中1のまとめ問題」なんかをやらせてみると、
- be動詞の疑問文と否定文
- 一般動詞の疑問文と否定文
の作り方が、ごちゃ混ぜになってしまうんです。
何かがリンクしていない
be動詞と一般動詞の区別はついているのに、
英文になると途端に、ぐちゃぐちゃになる。
これは、
- be動詞
- 一般動詞
という言葉の意味はわかっているけど、
英文を解く時に、その区別を、利用できていない!!
ってことです。
もちろん、
疑問文の作り方や否定文の作り方は、ある意味パターンなので、
量をこなせば、解決するのですが、
ひたすらコツコツと、量をこなすのは苦手!
という子に、違うやり方を提案したいと思います。
コアで覚える!be動詞と一般動詞の問題の解き方
英語は、中学生ぐらいまでは、パターン練習でも何とかなりますが、
最初から、コアで覚えておいた方が、応用がききます。
だから、せっかく、今!be動詞と一般動詞で混乱しているのなら、チャンスです。
問題を解く時に、動詞をチェックする理由
be動詞と一般動詞が混ざっている問題を解く時には、
当たり前ですが、メインの動詞は何か?をチェックしましょう。
何故?チェックするのか?
面倒だな・・・
そう思うでしょ?
でも、メインの動詞がbe動詞か?一般動詞か?によって、
疑問文の作り方も、否定文の作り方も違ってくる!!!んだから、
ここは、絶対にやらないといけないんです。
注意
実際、ミックス問題で点数が取れない子の多くは、
自分の記憶だけに頼って、問題を解いています。
でも、それって、一番、あかんやり方です。
こういう時、記憶に頼っていいのは、最低でも教科書全部、100%完璧に覚えた子だけです。
もし、そこまでの自信がなければ、即刻、やり方を変えましょう。
ちなみに。
メインの動詞は何か?をチェックすることは、
英語を学んでいる限り、ず~~~~~~~っと続く基本中の基本なので、
今のうちに癖をつけておくと、中2、中3、高校生になった時、
あれ?
「俺、私、もしかして、英語、得意?」
ってな状況になる可能性大です。ぜひ、忘れないように!
メインの動詞がbe動詞の場合
メインの動詞がbe動詞だとわかったら、
疑問文の作り方、否定文の作り方は、皆、同じです。
たとえば、
- be動詞の文・現在形と過去形(中1、中2)
- 現在進行形・過去進行形(中1、中2)
- 受け身(中2)
- there構文(中2)
- be going toの文(中2)
どの文法も、同じように作れば問題ありません。
be動詞の疑問文の作り方
be動詞の否定文の作り方
メインの動詞が一般動詞の場合
メインの動詞が一般動詞の場合は、
三単現とかあるので、ちょっとややこしいですね。
そこで、まずは、三単現は考えず、
一般動詞はbe動詞と何が違うのか?
ここだけを、しっかりイメージしましょう。
一般動詞はこんなヤツ
一般動詞の疑問文・否定文の作り方
まとめ
今回は、be動詞と一般動詞を混乱している子のために、
どう考えればいいのか?
一番、大事なコアをイラストにしてみました。
テストの点数が高い子でも、こういうコアの部分は、理解できていなかったりします。
だからこそ。
このサイトに来てくれたのなら、ぜひ、コアのイメージで文法をとらえておきましょう。
なお、今回は、三単現は無視しましたが、
be動詞と一般動詞の問題がごちゃ混ぜだと途端に点数が取れない!
のですから、全部をまとめてやろうとしない方が良いです。
まずは、基本中の基本である「be動詞と一般動詞の問題の解き方」をしっかりとイメージして、体に覚えさせる。
これが大事です。
それができてから、三単現には進みましょう。
その方が、理解もしやすいし、ミスもしなくなります。