ずっと対面のレッスンが当たり前だった先生と生徒達。
それが、突如として、オンラインレッスンをやらねばならない状況に追い込まれました。
だからこそ、「あぁ、オンラインレッスンって難しいなぁ。」
そんな感想を持っている方は多いと思います。
だから、6月からは、学校も始まるし、やっと元通り。
ちょっと、嬉しいですよね?
でも、手放しで喜んでいるわけにはいきません。
対面レッスンが再開するからこそ、今のうちに、オンラインの難しさを克服しておきましょう。
皆、違って当たり前
オンラインレッスンの場合は、
先生にしろ、生徒にしろ、
ネット環境やら、使っているデバイスやら、皆、それぞれです。
だから、通信がうまくいかないことも多々あるんです。
レッスンというのは、伝わってなんぼの世界。
だから、ついつい、「難しい」と言いたくなる気持ちはわかります。
でも。
そういうのも全部、ひっくるめてオンラインレッスンなんです。
「みんなちがって、みんないい」
それぐらいの気持ちで、どっしり構えておきましょう。
とにかく、参加させよう
対面であろうがオンラインレッスンであろうが、
何より、大事なのは、生徒に参加させることです。
確かに、教室内では、生徒がボソボソとした声で話しても、コミュニケーションは取れます。
日本人は、空気を読める民族ですから。
でも、オンラインではそういうわけにはいきません。
- たとえ、映像があっても、
- たとえ、声が聞こえても、
オンラインは、対面よりも、はるかに伝わりにくいんです。
多分、同じ「場」「空間」にいないからでしょうね。
でも、だからと言って、生徒に対して
- もっと、積極的に話せ。
- もっと、表情を豊かにしろ。
なんて指示はできません。
そんなの、ほぼ、拷問だと思うし。
そこで、オンラインならではの機能を使いまくりましょう。
私が使っているのは、zoomですが、
- いいねマークが出たり、
- チャットができたりしますので、
毎回、活用させてもらっています。
生徒を参加させるためには、やっぱり双方向のコミュニケーションが大事です。
だから使えるツールは使い倒しましょう。
それに、こういうツールは、生徒達にとって、いい息抜きになります。
オンラインには、アナログが活躍する
それと、もう一つ。
オンラインレッスンは、先生も動き回れないので、
必要なものは、すべて、準備しておく必要があります。
教室内では、思い立った時に、ホワイトボードに書いて・・・
なんてことができましたが、
オンラインではそれもできません。
そこで、おすすめなのが、スケッチブックです。
レッスンの流れに沿って、必要事項をすべてスケッチブックに書いておくのです。
これなら、スケッチブックをめくるだけで、レッスンがスイスイ進められ、
余分なタイムラグが生じません。
まとめ
オンラインレッスンは、先生も生徒も、まだスタートしたばかり。
だから、お互いに手探りの部分はあるのは、当たり前のこと。
でも、
- 難しいから止めてしまう。
- 難しいから「ダメだ」と決めつけてしまう。
のは、先生としては、良くないんじゃないかと思います。
どんなに難しくても、
こうした変化が訪れたのなら、
頑張って、チャレンジしていこう!
そういう姿勢を見せるのも、先生の役目だと思います。
それに、こういうものは「習うより慣れよ」ですしね。