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英語の授業のプリント、wordでの作り方、その3

中2も後半になってくると、英文も長くなってきます。

中3に入れば、関係代名詞等も出てきますので、

リーディングの練習は必須です。

 

そして、リーディングにおいて、何より重要なのが英語の構造を理解すること。

これを行うためには、スラッシュリーディングが一般的ですが、

スラッシュだと、なかなか中学生には理解できないみたいなんですよね~。

そこで、今回も田尻先生の英語教科書本文活用術を参考にして、プリントを作成することにしました。

やり方は、単純に、単語を四角で囲っていくだけですが、

wordで作る場合は、少し裏技が必要なので、今日は、そのお話です。

 

 

何をどう囲むのか?

中学生には、英文の構造を身に着けてもらいたいので、

  1. まずは、単語や熟語単位で、囲っていくようにします。
  2. その中でも、動詞は一番、大切なので、太線で囲います。
  3. さらに、複数の英文がくっついている場合には、一文ずつ大きな四角でも囲うようにします。

 

基本のwordの操作

まず、単語や熟語単位で、囲っていく作業を行います。

これは、何も考えなくてOKです。

wordには、文字を四角で囲むという機能ボタンがちゃんとありますから。

囲みたい文字を反転させ、このボタンを押せば、簡単です。

word四角で囲む

 

文字を囲う四角を太線にするには?

ただし、動詞だけは、上記のやり方では、囲わないようにします。

なぜなら、動詞だけは、太線の四角にしたいからです。

 

動詞には、罫線を使います。

word罫線

 

使うのは、罫線内にある一番下のボタンです。

word罫線1

ここをポチッと押したら、下記のような画面が現れます。

「囲む」を選択し、「線の太さ」を変えればOKです。

ちなみに、ここで線種も変えられます。

 

word罫線2

 

大きな四角で囲むには?

英文の構造は、入れ子のような構造になっているので、大きな四角も使いたいです。

ただ、上記の二つのやり方では、二重の四角を作ることはできません。

そこで、最後の大きな四角だけは、図形を使います。

word 大きな四角

 

図形の中から、四角形を選んで描画します。

word図形1

 

四角形が塗りつぶされていたり、線の色を変えたい場合は、下記から変更します。

word図形の変更

 

なお、図形を描いた時、気を付けたいのが、ココです。

図形を描いたら、レイアウトオプションを押して、必ず、文字列の折り返しを「前面」にしておきましょう。

そうしないと、四角だけを自由に動かせなくなります。

word図形注意点

 

まとめ

上記のやり方で、作ったプリントがこちらです。

英文構造のプリント

もちろん、上記以外にもやり方はあるでしょうが、

良かったら、作ってみてくださいませ。

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