残念なことに、「仕事」というキーワードでグーグル検索してみると、
その次に続く言葉は、
- つらい
- 辞めたい
- ストレス
- 腹痛、などなど、
マイナスの言葉がとても多いことに気づきます。
もちろん、
- 仕事大好き!
- 仕事で幸福感を感じている!
なんて人は、グーグル検索しないのでしょうけど、
そこを差し引いたとしても、
多くの人が、
仕事をマイナスのイメージで捉えているのは、間違いないでしょう。
そこで、今回は、
edxの中のBerkeley大学の講義をピックアップして
「どうすれば、仕事で幸せになれるのか?」
それを、英語島的に翻訳してみたいと思います。
仕事で幸せになるための4つの柱
まず最初に、仕事で幸せになるための4つの柱をご紹介します。
それが、
- purpose
- engagement
- resilience
- kindness
です。
purpose 目的
一つ目の柱は、目的です。
ちなみに、
あなたにとって「仕事における目的」とは何でしょうか?
「お金を得ること」?
もちろん、それは、そうですね。
生きるためにお金は必要ですから。
でも、
だからって、
お金だけでは、仕事の幸福感は計れません。
そこで、大切になってくるのが、
自分の成長は、
- 自分にとって
- 他人にとって
- 社会にとって
どれだけ重要で、どれだけ意味があることなのか?
という視点です。
仕事は楽しいばかりじゃありません。
つらいことも、悔しいことも、結構あります。
でも、そういった経験こそが、私達を成長させてくれます。
つまり、その成長こそが、
- 自分はもちろん、
- 他の人や、
- 社会に対して、
何らかの役に立っている!!
そう実感できること。=(想像できること)
これが、仕事の幸福感につながります。
engagement 没頭
二つ目の柱は、没頭です。
engagementには、婚約とか約束という意味がありますが、
敢えて「没頭」と訳しました。
ただ、没頭という言葉は、
時間を忘れて打ち込む・・・というイメージが強いので、
もしも、ピンと来ないなら、
- 全力で取り組む
- 仕事そのものを楽しむ
- 使命感を持つ
- 一生懸命、やる
- 必死に頑張る
と言う言葉に変えても構いません。
たとえば、
「かったる・・・」
という態度で、仕事をしていると、
仕事は、今以上に、ドンドン
- つまらないもの
- 意味のないもの
- 価値のないもの
になっていきます。
その結果、
自分にとって、プラスになる経験も、
何一つ、気づかないままです。
実は、こういうことは、
- 仕事だからこそ、そうなってしまう!
と思いがちですが、
仕事じゃなくても、
たとえば、
- 「遊び」でも
- 「食事」でも
- 「勉強」でも
同じことが起きるんです。
嘘だと思ったら、
「いやいや行ったレジャー。」
「いやいや食べた食事。」
「いやいや行った勉強」
が、どうだったか?
ぜひ、一度、思い出してみてください。
reselience しなやかさ
3つめの柱は、しなやかさです。
reselienceのは、困難な状況からの回復力というような意味ですが、
敢えて、しなやかさと訳したのは、
困難な状況に、無理くり立ち向かうのではなく、
建設的に健康的に、事態を変えていく。
そういうイメージだったからです。
そんな強さ、私にはない!
と思ったあなた。
心配いりません。
やるべきことは、とても簡単です。
まず、
- 変えられない過去
- 先が見えない未来
には、気を取られないようにします。
そして、
今できることだけに集中しましょう。
こういう状態のことを、
英語では、mindfullnessと言います。
実は、先日、ご紹介したゼンタングルは、
このmindfullnessを体験する、良い練習になります。
kindness 寛容さ
4つ目の柱は、寛容さです。
kind=親切な という中学のテストを思い出すのではなく、
もう少し、広い意味をイメージして訳しました。
要するに、
他人や社会に対しての
- 共感
- 思いやり
- 感謝
などを、
仕事によって実現していくようにします。
具体的には、
- 相手の立場を理解しようとすること(バイアスに囚われない)
- その上で、積極的にコミュニケーションを取ること
この二つを意識することから始めるのが、良いと思います。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
仕事で幸せになる!
というのは、誰もが求めたいことなのに、
多くの人があきらめてしまっているように思います。
でも、一度きりの人生、それは、あまりにもったいなさすぎます。
どんなに格好悪くても、
働く側も、雇う側も、
なんとか、頑張ってみる。
そういう社会の方が、生きる甲斐があると言うものです。
今回の記事は、Berkeley大学の講義の中でも、
ほんの触りだけをAゴトウなりに訳したものです。
もし、興味をもたれたなら、
ぜひ、
edxで、The Foundations of Happiness at workを
直接、受講されることを、おススメします。
(無料です)
というのも、英語を読むというのは、
ただ、英語を日本語に直す作業ではありません。
自分の経験、自分が今までの読んだ本等々が、
すべて、絡まりあいながら、
自分なりの読解が生まれるものなのです。
ぜひ、あなたなりの読解をしてみてくださいね。