ビジネスや仕事のために、英語学習は必要なものだ。
ということは、もう、おわかり頂けたと思いますので、
今日からは、大人の英語学習のおさらいとして、
具体的な話をしていこうと思います。
大人の英語学習のおさらいの第一歩
一般的に、大人のやりなおし英語と言うと、
どうしても、英会話よりになる傾向が強いように思います。
でも、ここでおススメしている英語学習は、
あくまでも、ビジネスや仕事のためなので、
- 英会話よりも、英語を読むこと。
にフォーカスします。
また、
知識を得る楽しさ、喜びを味わうことが継続の秘訣
なので、
あまり、四角四面にならず、
自由にゆるい感じで進めていきましょう。
まずは、名詞から!
英語の基本は、やっぱり名詞です。
特に、英語の名詞は、
- 可算・不可算
- 単数・複数
- aとthe
これが、日本人には、とても厄介です。
でも、まぁ、そのあたりのことは、以前の記事でも書いておりますので、
今回は、スルーします。
aとthe、単数と複数、加算と不加算は一緒に理解しよう!その1
aとthe、単数と複数、加算と不加算は一緒に理解しよう!その2
次に形容詞!
名詞の次は、形容詞に進みましょう。
ちなみに、形容詞とは何でしょう?
説明できますか?
~な、とか、~いで終わるもの?
いえいえ。
そうじゃなくて、
英語の形容詞は、名詞を修飾するもの。
最初は、そう、覚えちゃっていいと思います。
ただし、その場合、形容詞には、二つの基本ルールがありますので、
そこだけは、押さえておきましょう。
形容詞だけの場合
まず、1つめの基本ルールです。
形容詞だけの時には、形容詞は名詞の前に置かれます。
例文を見たほうが、早いです。
Tennis is a thirsty game.
thirsty=のどが渇くという形容詞で、gameという名詞を修飾しているわけです。
形容詞がいくつかあっても、ルールは同じです。
a pretty young French girl
pretty=かわいい
young=若い
French=フランス人の
という3つの形容詞が、girlという名詞を修飾しています。
形容詞+他の語の場合
二つ目の基本ルールです。
形容詞が他の語と結合する場合には、
形容詞+他の語は、名詞の後ろに置かれます。
こちらも、例文を見ましょう。
She had a large basket full of flowers.
full of flowersという形容詞が、
girlという名詞を修飾=説明しています。
つまり、「お花でいっぱいの(大きな)かご」ってことですね。
※この例では、large=大きいも形容詞なので、前から修飾しています。
ついでに、文型も!
以上の、基本ルールが身についていれば、
名詞の周りのごちゃごちゃが、スッキリして、
長い英文もちょっと読みやすくなったはず。
でも。
もう一つ。忘れちゃいけないことがあります。
SVCの文型
それが、SVCの文型です。
文法的に言えば、
このC=動詞の補語になる形容詞なのですが、
ここは、文型として覚えてしまいましょう。
SVCの文型は、
中学の最初に習います。
I am a boy.
I am happy.
なんていうのが、そうです。
あぁ。文型。面倒くさい・・・
なんて、思う必要はありません。
このSVCの文型で、唯一、理解してもらいたいのは、
S=Cだ
って、ことだけです。
実際、この文型では、圧倒的にbe動詞が使われることが多いので、
とてもラクです。
ちなみに、be動詞以外には、become get look seem などがあります。
でも、せっかくなので、ちょっと、面白い文をご紹介しましょう。
She married young.
これは、彼女は若い人と結婚した。
という意味ではありません。
marryは、他動詞も自動詞もありますが、
marryを他動詞として使うなら、そのあとに、結婚した相手が必要です。
しかも、youngは、形容詞ですから、形容詞とは結婚できません。
つまり、marryは、自動詞として使われており、
She married.だけで、文としては成り立つんです。
なのに、なぜ?youngという形容詞があるのか?
そう疑問に思うと、
She=youngという図式が成り立つ!ことに気づきます。
ということで、この文章は、彼女は若くして結婚した。と言う意味になります。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今日の大人の英語学習のポイントは、
1、名詞
2、形容詞
3、S=C
この3つを、厳密にきっかりと!覚えるのではなく、
大雑把でいいので、ゆるく把握しておくこと!です。
※今回の記事や例文は、下記を参考にしています。
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