これからの子供の将来が不安。
そう思わない親御さんはいないでしょう。
だからこそ、
いろんな習い事を(英語教育も含め)
小さな頃から始めている親御さんも多いです。
でも、子供の将来のことを本気で思うならば、
自分が今、持っている価値観はすべて捨て去る。
それぐらいの覚悟はしておくべきだと思います。
これからの子供が生きる未来はどうなる?
これからの子供が生きる時代が、
どう変化していくのか?
残念ながら、私達に見通す力はありません。
もう少し、いろんなものが定まってきたら、
ある程度の予測はつきそうですが、
今はまだ、
AIといい、自動運転といい、
すべての点において、不確定な要素が多すぎるのです。
こちらをご覧ください。
文科省が「2030年の社会と子供達の未来」というテーマで
発表しているものです。
そこには、はっきりと未来は予測できないからこそ、
子供達自身、
社会の変化に受け身で対処するのではなく、
主体的に向き合って関わり合うことが大切だと書かれています。
2020年度の教育改革の効果は?
未来が予測できないからこそ、
教育そのものを変えていこう。
それが、具体的に示されてきたのが、
2020年度の教育改革です。
でも、この教育改革によって、
どこまで、子供達の将来が明るくなるか?は、
やってみなければわからない
というのが、正しい認識です。
学校だけに頼っていてはいけない
現在、中学生を持つ親御さんはわかると思いますが、
中学はまるで高校の予備校です。
そして、高校は大学の予備校や就職斡旋所に近い
と言ってもいいほどです。
それの何が悪い?
そう思われるかもしれません。
が、
もはや、
いい学校へ行って、いい会社へ就職する
この方程式はすでに崩れているのです。
いい会社と言われた企業が、
今、どんなことになっているか?
知らない方はいないでしょう?
そんな状況の中、
昔と同じ感覚で子供達に接すれば、
かえって、
子供達の将来を不安にする可能性がある
ということを、きちんと理解しておきましょう。
今、親は何をすべきか?
もちろん、だからと言って、
中学や高校のあり方は、今すぐ変わるわけではないし、
結局のところ、
長いものに巻かれなければならない事情もあります。
が、
少なくとも、親は、
その流れに乗っかっているだけではダメなんだ
ということを、強く、意識しておく必要があります。
なぜなら、
将来の子供達に必要な能力が、
社会の変化に受け身で対処するのではなく、
主体的に向き合って関わり合うこと
であるのなら、
まずは、親である私達自身が、
率先して、子供達にその姿を見せていく必要があるからです。
そのためには、
親自身が、社会の変化に敏感であること
できるだけ早い段階で未来の予測がつけられるよう勉強しておくこと
が求められていると私は思います。
まとめ
これからの子供の将来が不安。
これは、今の時代に生きる人なら、
誰もが肌で感じていることでしょう。
昔とは違い、
簡単に先が予測できない現代だからこそ
こういった不安や恐怖は生まれています。
それを、
無理やり、過去の価値観で乗り切ろうとするのか?
それとも、
将来の変化に備えて勉強しておくのか?
親としても、正念場の時代と言えるでしょう。