子供の将来

英語よりもプログラミングよりも、必須のスキルは?

小学校で英語とプログラミングの授業が始まる!!

ということで、

日本中が湧きたっております。

 

英語だ!

いや、

プログラミングだ!

いや、

英語でプログラミングを学ぶんだ!

などなど。

 

でも、それは、どうも現実が見えていないんじゃないか?

と思うわけです。

 

その理由と共に、優先的にやるべきことは何か?

ここをお話ししたいと思います。

 

 

スマホの時代だからこそ

今は、まさに、スマホ時代。

小学生でも、2人に1人が持っているのだそうです。

 

スマホ、確かに便利ですよね?

いつでも、どこでも、簡単にネットが使えて、

ゲーム、ショッピング、音楽鑑賞、写真撮影、などなど、

ありとあらゆることが、できちゃいますから。

 

でも、あまりに便利になりすぎたがために、

昔と比べ、パソコンができない子(若者)が急増しているのです。

 

プログラミングにパソコンは必須

言うまでもないことですが、

プログラミングにおいては、パソコンは必須の道具です。

 

にもかかわらず、パソコンが使えない。

というのは、かなり、致命的と言っても過言ではありません。

 

英語よりもプログラミングよりも、必須のスキルとは?

 

何より重要なブラインドタッチ

ちなみに、

パソコンが使えない=パソコンに慣れていないだけ

と軽く考えてはいけません。

 

確かに、基本的なパソコン操作に関しては、

触っている間に、次第に慣れてはきます。

 

でも、

プログラミングにおいては、

ブラインドタッチで英字をサクサク入力できないと、

話になりません。

 

つまり、

英字のタイピング練習は、何をおいても必須なのです。

Aゴトウ
ブラインドタッチできても、ひらがな入力では意味がありません。

 

次に大事なのが、英語のスペル

さらに、ご存知だと思いますが、

プログラミングのコードはすべて英語になりますので、

そのスペルを間違えずに、早く打てることも、

非常に重要なスキルです。

 

ですから、できれば、英語はできないよりも、できた方がいいんです。

いちいち、スペルを確認しながら打っていたんでは、

プログラミング自体のスピードも落ちてしまいます。

 

いつから、何を始めるのが効果的か?

以上、プログラミングの「プ」の字にもなっていない、

必要最低限のスキルについては、おわかりいただけたと思います。

 

そこで、次は、一体、いつから、何を始めるのが効果的なのか?

という点について、お話ししたいと思います。

 

小学生でやるべきことは?

まず、小学生のうちは、

とにもかくにも、タイピング練習を行いましょう。

 

パソコンは、もちろん、ローマ字入力にしておいて、

英語とローマ字の両方を練習するようにしましょう。

 

「英語はわかるけど、なぜ?ローマ字まで?」

その理由は、

プログラミングのコードは、英語でも、

覚書は「日本語」で書くからです。

ココに注意

コードがズラズラ続いてしまうと、プログラムした本人すら、パッと見ただけでは、わけがわからなくなります。
そこで、覚書をコードの前に書いておくようにするんですね。(いわば、見出しのようなものです)
そして、その見出しは、もちろん!母語の日本語で書きます。

 

中学生でやるべきことは?

正直、ブラインドタッチさえできるようになったら、

パソコンは、どんどん使いこなせます。

 

わからないことは、グーグルで検索すればいいわけだし、

自分なりに、興味のあることを、広げていけばいいだけです。

 

ただ。先ほどもお話ししたように、

英語は、できないより、できた方が、プログラミングにおいては得をします。

 

一つは、スペリングの問題。

そして、もう一つは、得られる情報の量が、日本語と英語とでは大きく違うということです。

 

とは言え、

中学生の間は、

  • プログラミング用語に慣れる。
  • 英語のスペリングに慣れる。
  • 英語を読む基礎を身に着ける。

この3つを目標にすれば良いと思います。

 

同時進行すべきことは?

ただし、しつこいようですが、

上記のことは、

プログラミングの「プ」の字にもなっていないパソコン操作の基礎の基礎です。

 

ですから、本気で「プログラミング」を考えるならば、

プログラミングの「プ」も、同時に学んでいきましょう。

 

今は、無料で使えるサイトがたくさんありますので、

ぜひ、どんどん、利用していきましょう。

下記に、実際に、私が試してみたサイトを挙げておきます。(子供向けです)

男の子が好きそうな格闘ゲームでプログラミングを学ぶサイト「CodeCombat」

簡単な課題をクリアーしつつ、プログラミング感覚を養うサイト「Hour of Code」

文字で書かれたブロックをゲーム感覚で積み上げていき基礎を学ぶサイト「Scratch」

 

ちなみに、親御さん自身、多少なりともプログラミングのこと、知っておきたいな。

そう思われるなら、下記の本がおススメです。

 

 

まとめ

オバマ前大統領がスピーチで訴えたように、

今後、プログラミングができる人材が不足する!

のは、目に見えて明らかです。

 

そのため、日本でも、小学校のプログラミング学習が始まるわけですが、

基礎中の基礎であるパソコンのスキルは、家庭任せになっていて、

意外な盲点になっています。

 

実は、うちの娘は、商業高校へ行ったので、

プログラミング1級の資格を持っていますが、

そんな学校ですら、ブラインドタッチができない子が、半数以上いたのです。

 

当たり前のことですが、

ただ、ブラインドタッチができるか?できないか?

これだけで、学習にも差が出るんです。

 

これは、中学入学時に、アルファベットが書けるか?書けないか?

で、英語学習に差が出る。

というのと、同じです。

 

試しに、プログラミングやってみれば、わかります。

  • ブラインドタッチできない。
  • 英語のスペルがわからない。

ってなると、それだけで、もう、

やる気のエネルギー、使い果たしてしまいますから。

 

ぜひ、今のうちに、準備万端、しておきましょうね。

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