先日、単語学習がいかに大事か?
というお話をしました。
でも、いくら、親御さんが、単語、単語、単語!
と重要性を説いたところで、
中学生が、一番、やりたくないのが、英単語の暗記です。
しかも、近頃の英語の先生は、
昔ほど、「単語」「単語」「単語」と言わない先生が多く、
ちょっと、ほったらかしにしている間に、
- 英単語が読めない
- 英単語の意味がわからない
- 英単語を正しく書けない
- だから、英単語の練習を余計にやらない!
- 結果的に、英語が苦手になる
というパターンに陥る中学生は少なくありません。
もちろん、
短期間で単語を覚える方法はいろいろありますから、
それらを、試してみるのも、一つの手です。
でも!
すでに、英単語でつまづいている子に、
いくら、この方法でやってみよう!と言ったところで、
その「やる気」すら、出てこない・・・・
これが、現実なのです。
まずは、楽しませる
そういう場合に、試してみて欲しいのが、
中学生の英単語用のアプリです。
スマホやタブレットをお持ちのご家庭は多いと思いますので、
簡単に導入できます。
ほとんどが無料ですが、アプリ内の課金があるものもありますので、
注意して、親御さんが選ぶようにしてください。
「中学生、英単語、アプリ」
と検索すると、6個ほど、ずらずらと出てくると思います。
中学生の英単語用アプリ、注意点は?
ただし、アプリを選ぶ時に、注意して欲しい点が2つあります。
- 英単語以外を求めない
- 1回で学習する英単語の数は少なめに
おそらく、
多くの親御さんが、
英単語だけのアプリよりも、英文法もある!方がお得だ!
と考えます。
でも、お子さんは、
すでに、英語に苦手意識を持っている状態である。
ということを、忘れてはいけません。
一度に、あれもこれも、やらせてしまうと、
大事な楽しさを奪ってしまうことになります。
まずは、楽しく英単語に接する。
ここを目標にしましょう。
さらに、
1つのステージにつき、学習する英単語の数も重要です。
多分、10個あると、息切れします。
お子さんは、英単語が苦手なんですよね?
だったら、1ステージにつき、5個程度が最適です。
ちゃんと、区切りがついた!
という達成感も大事です。
もし、余力があるなら、
2ステージ、3ステージと増やせばいいだけです。
おすすめは?
私的に、一番、おすすめなのは、コレです。
おすすめの理由は、
- 英単語だけのアプリである。
- 1つのステージにつき、英単語は5個。
- 品詞ごとに分かれている。
- かわゆい。
- アプリ内の課金がない。
からです。
まとめ
実を言うと、
私自身、英単語でつまづいている中学生に、
- 単語を読むだけ。
- 意味を思い浮かべるだけ。
という英単語暗記方法をやってごらん。
と言ったことがあります。
でも、「時間がない」とか何とか言って、
結局、1日もやってきませんでした。
そこで、
できる範囲でやればいいからと、
一日、何個ならできるか?聞いてみたところ、
「1日1個」という答えが返ってきました。
この時点で、
「こりゃ、やらないな~」
と私の方が悟りました。
で、どうしたか?というと、
頃合いを見計らって、
上記のアプリを使いました。
すると、どうでしょう?
楽しかったらしく、家でもやる!
と言っていました。
もちろん、子供の言うことなので、
続かないかもしれません。
でも、それでもいいんです。
拒否していた英単語へのイメージがほんの少し変われば。
人生は、え?そんなことで?
と大きく変化することが、しょっちゅうあります。
だから、英語学習だって、ほんのちょっとのことで、
大きく変わっていくはずです。