最近の若者言葉は、SNSで一気に市民権を得る。
そんな感じがしますね。
たとえば、「ばえ」や「もる」なんかは、
日本語の「映える」と「盛る」が元になっていますが、
「チル」と「エモい」は、
「chill」と「emotion(al)」という英語が元になっています。
そこで。
せっかくなので、
こんな若者言葉からも、英語学習しちゃいましょう。
日本語の使い方、英語の使い方
日本で使われる外来語で、気をつけるべきは、
もともとの英語とは、ちょっと違うんだよね~。
みたいなものが、多いことですよね。
ですから、
「チル」と「エモい」も、ちゃんと対比させて覚えておきましょう。
チルとchillの違い
「チル」の元になっている英語は、
冷静になる、落ち着くという意味の「chill out」で、
そこから、
日本語の「チル」も、落ち着く、まったりする
という意味で使われているようです。
ただ、chill outと言うのは、口語ですし、
chillという単語だけだと(参照:longman英英辞典)
1、凍らせないで冷やす←冷蔵庫のチルドはここから来ています
2、ぞっとさせる
3、失望させる
という意味なので、日本語の「ちる」とは、
微妙にニュアンスが変わります。
エモいとemotionの違い
まず「エモい」という言葉は、
人によって、捉え方はさまざまのようですが、
感情が動いた時に使われる言葉のようです。
実際、この言葉を使うのは、
- 「何かに興奮した時」
- 「情緒的なもの」に対して、心が動いた時などで
漠然とした感情を表現しているようです。
しかも、
ほとんどが「いい意味」でしか使われていないようです。
※投稿された写真に対しての「エモい」は褒め言葉です。
※エモいをエロいとキモいの足し算だという勘違いはあるにしても、です。
一方、「emotion(al)」という英語は、
いいも悪いも関係ありません。
愛情であれ、憎しみであれ、
とにかく、strong feeling(強い感情)のことを指しているだけです。
まとめ
実を言うと、
エモいは、emotionのことだろうなと想像ついたのですが、
「チル」は、全然っ、思いつきませんでした。
「チル」と言えば、ミスチル
「チル」と言えば、チルチルみちる
あ!もしかして、「満ちる」の「ちる」か?
とか、思ったのですが、
違いました。
それでも、「何だろう?」という疑問は持ってこそ、新しい知識につながると言うものです。
いろんなところから、英語学習につなげていきたいですね。