中学生

英語の教科書を丸暗記する際の注意点

2019年2月15日

英語の教科書を丸暗記

以前も話したのですが、

英語の期末テストが80点台で、うろついている中学生には、

英語の教科書の丸暗記をお勧めします。

 

この方法は、どの先生も実証済みのようで、

確実にテストの点数が上がる!方法です。

 

にも関わらず、多くの中学生がやろうとしないのは、

絶対、無理!

と思っているからです。

 

そりゃそうでしょう。

テスト範囲は、通常、3ユニットぐらいありますから、

これを全部、覚えるなんて!

ハードル高すぎ!!!!!って思いますよね。

 

でも、だからこそ、やるべきなんですよね。

ただし!

この勉強法を行うにあたっては、

気を付けるべき点がありますので、

暗記を始める前に、確認しておきましょう。

 

 

丸暗記とは、全コピーのこと

まず、この「丸暗記」という言葉ですが、

少なくとも私は、

「教科書をまるごと全部、暗記する」という意味で使っています。

 

「いや、わかってますよ!」と言うことなかれ。

実を言うと、

中学生に丸暗記を勧めてみたところ、

大きな勘違いがある!ことが、わかったのです。

 

どういう勘違いか?というと、

「丸暗記」=ひたすら「詰め込めばいい」

と思ってしまうようなんです。

 

でも、実際にはそうじゃないんですね。

 

英語の教科書を丸暗記

 

丸暗記には理解が必要

言うまでもないことなんですが、

教科書の丸暗記は、

英語の構造が理解できているからこそできることなんです。

 

だから、

どんな子であっても、

何度も本文を読む

何度も本文を書く

ようなことを行えば、

誰でも丸暗記はできるんだ!

という意見には、私は不賛成です。

 

英語の構造理解ができていないのに、

繰り返すだけで、教科書すべて覚えようなんて、

それこそ、

めちゃくちゃ効率の悪い勉強法です。

 

理解する癖をつけさせる

ご存知のように、

中学英語というのは、それほど複雑ではありません。

だからこそ、学校の期末で80点台を取っているような子でも、

英語=暗記科目として勉強している子も多いんです。

 

実際、

学校で習う文法は、よく理解している子でも、

本文暗記は苦手だったりします。

 

80点台を取ってるんだから、大丈夫だろうと、

試しに、本文暗記をやらせてみると、

(私は、本文を見ないでリピートさせています)

「いやいや、ヤバイでしょ、それ」

みたいな英文が出てきちゃうこともあります。

 

なので、最近は、

英語をどこまで理解できているのか?

その確認のために、本文の丸暗記を使ってチェックしている感じです。

 

英文そのものの理解が不十分ならば、

暗記の前にやるべきことがありますからね。

 

まとめ

教科書の丸暗記は、確かに非常に効果がある勉強方法です。

でも、そこに理解が伴わない限り、

必死で覚えたところで、

労力の割には効果は薄いと思います。

 

英語ができる先生たちは、

すでに英語を理解できているので、

「丸暗記なんて簡単だ!」

と言うのですが、

中学生の理解力は大人と同じではないので、

そこを見極めながら、

丸暗記は進めていくのが良いですね。

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