英語を教える時に、通常は、中1レベル、中2レベル・・・と言う具合に、
教科書に沿って教えることが多いと思いますが、
英語学習の順番って、本当にそれが、一番なんだろうか?
と思います。
目次
be動詞の働きは同じ
中1では、現在形のみ。
過去形もちょっぴりね。
なんて教え方は、英語を暗記科目として捉えているからではないか?
そんなふうに、疑うようになりました。
そもそも、現在形だろうが、過去形だろうが、
be動詞の働きは同じですし、
疑問文の作り方も、否定文の作り方も同じなんです。
なのに、現在形、過去形と習う時期をずらす。
これが、かえって、子供たちの頭の中をぐちゃぐちゃにしている気すらします。
一般動詞も基本は同じ
さらに言うと、
一般動詞だって、何も変わりません。
現在形だろうが、過去形だろうが、
疑問文の作り方、否定文の作り方は同じです。
- doを使うのか?
- doesを使うのか?
- didを使うのか?
そこが、違うだけで、考え方は同じです。
視点をずらして違う共通点でくくってみる
学校の場合は、
指導要領に沿って文法を教えています。
つまり、教科書の順番通りですね。
でも、ちょっと視点をずらして、
違う共通点でくくってみれば、
学校の進み方が、絶対に正しいわけではないんです。
動詞は一つという共通点
たとえば、一つの文に動詞は一つ。
この基本ルールを共通点としてみれば、
- 現在進行形も過去進行形も
- 動名詞も不定詞も、
全部、一緒に説明できてしまいます。
多分、英語を教える側も、
学校の教科書や参考書の枠に縛られてしまっているんだと思うんです。
だから、
中1で、動名詞なんて、不定詞なんて難しい!
先生の方が、そう思い込んでしまうんだろうな・・・と。
私だって、そうでした。
でも。
本当は、多分、違います。
子供たちは、もっと、ちゃんと理解する力があります。
何故?理解が弱いのか?
そもそも、順番通りにしか教えない。
これが、かえって、子供たちの伸びを阻害するのかもしれない。
最近は、そう考え始めました。
実際、
学校でいろんな文法を習えば習うほど、
子供たちは、カオスの中に入っていくかのようです。
さんざん、be動詞は学んだはずなのに、
見慣れない一般動詞の英文が出てきた途端、
勝手にbe動詞を使って、疑問文を作ってみたり、
英文の形が変わっただけで、do も doesも使わず、疑問文に変えてみたり。
習慣や量だけに頼るなんて、バカげてる
もちろん、そういった間違いは、
習慣や問題量を増やすことによって、だんだん、無くなっていきます。
でも、それは、夢も希望もない方法だと思います。
なぜなら、そこからは、何も生まれないから。
まとめ
英語を学ぶ順番まで守る。
日本人らしいと言えば、日本人らしいですが、
新しい時代には、
不要な枠組みだと思います。
せめて、英語学習ぐらいは、自由にやりましょうよ。