先日、中学生には前置詞イラストは、使えないんじゃないか?
そういう話をしたばかりです。
そう思ってしまった原因は、
- 私自身、ピンと来ない前置詞イラストがある
- どうも、中学生は、英作の時、何もイメージしていないっぽい
この2点でした。
幸い、1に関しては、他人が作った前置詞のイメージイラストに頼らず、
私なりの感覚でイメージしてみたら、めちゃめちゃスッキリできました。
でも、残念ながら、この感覚は、ある意味、私だけのものかもしれないので、
これが、中学生に通用するか?どうか?は、また別の話です。
でも、まぁ、やってみないと何も始まりません。
そこで、
前置詞のイメージイラストを中学生用に改良し、それと同時に使い方も考えてみました。
ただ暗記させる方法ではダメ
どんなイラストイメージを使おうとも、ただ暗記させるだけでは、意味がありません。
確かにイラストイメージは、記憶に残りやすく、いい方法のように思えます。
ですが、目的は「記憶すること」ではなく、「自在に使えるようになる」ことの方です。
実際、中学生の場合、
「記憶」と「使う」の間には、かなり大きなギャップがあるので、
- その隙間を、どう埋めていくか?
- どんなステップを踏ませるべきか?
ここを考える必要があります。
英文の中で実感することが大事
まず。
多くの中学生は、「英語=勉強」という感覚が非常に強いです。
もちろん、学校で習っているんだから、そう考えるのは当たり前のことなんですが、
どうしても、テスト的な発想に支配されてしまうようです。
それに、公立中学でも、私立中学でも、
学校から出されるプリントって、作業的に練習するものがとても多いです。
ずっと、やってきた方法だから、なかなか変えられないのでしょうが、
今、世の中は、読解力!がすべて!
なんて話になっているのに、どうも、納得いきません。
ただ、希望もないわけではありません。
どんな方向から学ぼうとも、英語は英語!です。
だから、学校とは違う方向から攻めるレッスンもアリってことです。
実際、前置詞は英文の中で実感することが、とても大事。
そのためには、今、私が行っているリーディング中心のレッスンは、かなり役立つ気がしています。
ココがおすすめ
英語は言葉。気持ちが大事。そして、物語はいつも、人の気持ちを揺さぶってくれます。
ただし。
その前に。
肝心かなめの、前置詞について、もう一度、ちゃんと学習しておかなければ、物語も消化不良に終わります。
そこで。
先日、いろんな英文をイラスト化したものを試しに使ってみることにしました。
とりあえず、for in on at with を練習
単語の中でも、最重要レベルだった前置詞が、
for in on at withです。(入試だけでなく、物語においても出てくる頻度が非常に高い)
なので、最初は、この5つに絞りました。
forは、前回の記事で描いた絵の中から、中学生向けのものだけを利用しました。
さらに、atについても、絵を描き足しました。
※一応、子供のためなら、時間はかけられます。(笑)
あと、中学生自身が、自分でピンと来ないと意味がないので、
考えさせる問題も、ちりばめました。
一応、そのプリントも公開しておきます。
良かったら、参考にしてください。
中学生用に改良した前置詞イラストのプリント→preposition
※中学1年生だと、きついかも?
まとめ
そういえば、前置詞の役割って、自分が中学生の時には、何も考えていませんでした。
ひたすら熟語を暗記し、あぁ、めんどくさい・・・そう思ってただけでしたね。
でも。
自分の気持ちに沿って、前置詞って選ぶんだ!
そう思うことができれば、英文に対する興味はグンと膨らむはずです。
そのためには、物語を大いに利用しようと思います。