中学生の教え方

中学生に英語学習を楽しませるためには?

2021年9月2日

神話の法則

中学生には英語学習を楽しんでもらいたい。

これは、理想です。

でも、なかなか現実は厳しいんです。

 

そこで、最近は、田尻先生の英語教科書本文活用術を参考にさせてもらっているのですが、

そのおかげで、気づいたことがいろいろあります。

それを、今日はお話したいと思います。

 

 

理解することが楽しさへの最初の一歩

正直、ずっと、昔も今も、

「英語学習は、暗記した人が勝ち。」

そんな雰囲気が漂っています。

 

でも、本当は、

暗記した人じゃなくて、理解した人が勝ちなんですよね。

 

それに、なんてったって、

暗記するのは、つまらないけど、理解するのは、誰でも楽しい!んです。

 

何を、理解してもらう?

「理解」というと、

先生側は、どうしても、「英文法や英語の構造を理解してもらいたい。」

と思います。

 

でも。

そこに、落とし穴があるんじゃないか?と。

 

実際、私なんかは、理解してもらいたいという思いがあればあるだけ、

英文法や英語の構造をあの手、この手で説明してしまうんです。

 

でも、このやり方だと、

どんなに少人数であっても、レベルの差は必ずついてきます。

 

すると、できる子はいいけど、英語が苦手な子は、どんどん取り残されることになってしまいます。

もちろん、

それを避けるために、個人レッスンにすれば簡単かもしれません。

でも、それって、英語学習の意味が半減するんですよ。

だって、英語ってコミュニケーションの道具なんだから。

 

英語が苦手な子にも得意な子にも共通していることは?

ところが、最近になって、気づいたんです。

(その事実は知っていたけれど、そこに私自身が意味を見出せていなかった)

英語が苦手な子にも、得意な子にも、共通していることがある!って。

 

それはね・・・

英語が苦手な子も、得意な子も、

まず間違いなく、「リーディング」は「嫌い!」ってことです。(笑)

 

その理由はたいてい、

  • チンプンカンプンでつまらない。
  • 話が超!つまらない。

この、どっちかです。

 

リーディングを教材に

でも、これって、使えると思いませんか?

英語が苦手な子も得意な子も、リーディングは嫌いなんです。

つまらないんです。

だったら、

これを逆手にとって、教材にしちゃえばいいってことです。

 

それに、リーディングは、英語において、すべての基本だと私は思っています。

つまり。一石二鳥なんです。

 

実際に、私も古い教科書の本文を使って、やってみていますが、まぁまぁ良い感触なんですよ。

これは、多分。

いや、間違いなく・・・「物語の力」なんじゃないか?と。

 

神話の法則

物語がいかに大事か?というのは、かの有名な「神話の法則」にも書いてあります。

 

つまらなきゃ、楽しくすればいい

そりゃ、神話の法則のような物語ならば、面白いかもしれないけれど、

学校の教科書でしょ?

物語としては、つまらないんじゃない?

 

そうなんです。

普通はそう思いますよね?

 

でも、田尻先生に学んだのは、ココです。

もし、学校の教科書の英文がつまらない物語なら、先生が、それを楽しい物語にすればいいんです。

 

私自身、教科書はつまらん・・・と投げ捨てていました。

だから、そうじゃなくて、もっと、面白い読み物を探すべきだ・・・

そうも思っていました。

でも。

面白い読み物はね。

往々にして、文構造や単語が難しくなってしまうんです。

 

要するに、こういうことです。

  1. 単語もレベルも合っている教科書を面白くするか?
  2. 単語もレベルも合っていない面白い本を与えるか?

どっちが、中学生のためになると思いますか?

 

まとめ

ことわざに「百聞は一見に如かず」というのがありますが、

英語学習って、まさに、それだと思うんですよね。

 

だって、説明をたくさん聞くよりも、

実際の英文を理解しながら、きちんと読んだ方が、間違いなく身になるんだから。

ただね~。

この方法の唯一のネックは、時間がかかることです。

 

そういう意味では、

中学校の先生がうらやましいです。

うちのレッスンは、週に1度しかありません。

なのに、学校は、週に4回もあるのだから。

 

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