中学生の教え方

中学英語を無駄にしない!青色の勉強法とは?

否が応でも、中学校では英語を3年間習います。

ところが、中学英語は現実的に役立たないわけです。

でも、学校英語がすべて悪いわけではありません。

大事なのは、中学で学んだ3年分の努力を実らせる工夫をすることです。

 

 

青色の勉強法とは?

中学3年間の学びを無駄にしないための工夫。

それが、青色の勉強法です。

青色の勉強法とは、私が作った「たとえ」なのですが、詳細は下記の記事をご覧ください。

青色って何?
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ファーストイメージをひっくり返す

中学生は何の疑問ももたず、

英語を暗記科目として捉えています。

 

その理由は、「単語」です。

学校的には、単語テストはやらざるを得ません。

これが、中1にとっては、つらいです。

とにかく、単語を知っているだけではダメで、正しく書けないといけないんですから。

そのため、中学生は、「英語=コツコツ暗記するもの」というイメージを最初に持ってしまいます。

 

英語は、中学校で初めてしっかり習う科目です。

だから、最初は覚えることばかりで、

正直、暗記に頼らなければ仕方がない部分もあります。

が、だからと言って、ずっとそのままのスタンスを続けさせてはいけないと思うんです。

こうした暗記呪縛からは、できるだけ早い段階で脱却させてあげること。

それが、

英語嫌いを減らし、

本物の英語力へと変化させられるルートになります。

 

中学英語で乗り越えるべき壁

 

なぜ?暗記に頼るとダメなのか?

でも、なぜ?暗記に頼ってはダメなのでしょうか?

それは、

  • 英単語は、1対1の日本語訳で覚えてしまう
  • 英文法は、ぼんやり覚えてしまう

ため、応用が利かなくなるからです。

 

たとえば、英単語のonは、~の上にと覚えてしまうと、

a ring on my fingerも

We aren't on the telephone.も、

絶対に自分からは表現できません。

 

また、文法問題も、暗記に頼っていると、

I have a cat.

Its name is Mike.

It is very cute.

のItsが出て来なかったりします。

 

英語の発想ルールを学ぶ

そこで、大事になってくるのが、

英語の発想ルールを学ぶという姿勢です。

 

そもそも、

単語にしろ、英文にしろ、

日本語と英語を1対1で対応させていたら?

間違いなく、恐ろしい量の暗記が必要になります。

だからこそ!

英語も、数学のように「公式=ルール」を使うんです。

 

学校で習う英文法とは違う公式を理解する

英語の公式というと、英文法だな。

そう考える人は多いと思います。

 

でも、思い出してください。

私がお話ししているのは、青色の勉強法です。

学校で習う英文法のおさらいなら、赤色であって、青色ではありません。

 

たとえば、

赤色の学校英文法では、be動詞+動詞のing形=現在進行形

と覚えます。

 

でも、現在進行形が何を表すのか?わからない限り、実際には使えませんよね?

そこで、青色をここに付け加えます。

動詞のing形は、「動いていること」「生き生きとした躍動感」を表すのだと。

※もちろん、現在形との違いも教えることになると思います。

そのためには、マックのCMの「I'm loving it」など、

現実的で身近な英文をたくさん使って、正しいイメージに徐々に近づけていきます。

 

正直、ここは、全然、難しくはありません。

なぜなら、赤色の部分は、学校にまかせておけばいいんですから。

私たちは、その英語を実際に使えるように、青色の絵の具を補ってあげるだけです。

 

まとめ

いかがでしたか?

学校英語を無駄にしないためには、

ただ、突っぱねるのではなく、上手に利用して、補えばいい。

このことを理解してもらうために、

青色の勉強法とはどんなものなのか?

簡単に説明させて頂きました。

 

この中で、現在進行形を例に出したのは、一番、イメージしやすいからですが、

実を言うと・・・。

現在進行形まで来たら、ある意味、ラクなんですよ。

 

というのも、

中1の場合は、それ以前に赤色部分でつまづく可能性大!だからです。

とにかく、「ファーストイメージ」である暗記の壁を、どこまで、崩せるか?

ここは、非常に大きなポイントになると思います。

そのあたりの切り崩し方については、次回以降に書いてみたいと思います。

 

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