中学生の教え方

中学生英語でのリスニング力アップの方法は?

相変わらず、リスニングが苦手という中学生は多いです。

ただ、だからと言って、ひたすら入試問題をガンガン聞かせる・・・

なんていうのは、私はやりたくありません。

 

だって、そんなの非効率すぎるから。

 

 

どこが?問題なのか?自分でチェックできなきゃ意味がない

そもそも、リスニングが苦手と言ったって、

どこが、どう?苦手なのか?

ここを明確にしなきゃ、効率悪すぎます。

 

そこで、今回は、リスニングでの問題点を3つ書き出しますので、

まずは、自分が、どこに?当てはまるのか?確認してみましょう。

 

中学生のリスニング力アップ

 

問題1 そもそも英文が読めない

どれだけ、頑張って聞き取ろうとしても、

リスニングで使われている英文そのものが「読めない」のであれば、

聞き取ることは絶対にできません。

 

この場合は、まずは、英文を読めるようになること。

ここが、最初に取り組むべき学習です。

 

ただし、英文を行ったり来たりして読めても意味はありません。

左から右に向かって、初見で読めるか?どうか?

ここがカギになります。

 

問題2 スラスラ読めるけれど、聞き取れない

この場合の原因は、英語の音に慣れていないことがほとんどです。

ですから、まずは英語をたくさん聞くこと!がとても大事になります。

とは言え、漠然と英文を聞いていても、リスニング力はアップしません。

「目で見た文字」と「耳で聞こえる音」を、自分なりにすり合わせていく練習が必要です。

 

リスニング問題を解くのではなく、

英文を見ながら、英語の音を学ぶつもりでリスニングを行いましょう。

その際、英文を見ながらで構わないので、シャドウイングを行うと効果的です。

 

問題3 簡単な単語以外ほとんど、聞き取れない

これは、おそらく、多分、間違いなく、単語力の問題です。

単語を知らなければ、英文は絶対に聞き取れません。

たとえば、

「パーパトレイター」

と聞こえたとしても、

それが、単語なのか?熟語なのか?すらわからないのであれば、

「〇△◇✖?@&%」

と言われているのと同じです。

 

実際、単語力がないと、

  1. 問題1 英文も読めない
  2. 問題2 文字と音がつながっていない

この問題も同時に起きているので、

  1. 自分の単語力をアップさせ、文字と音を連携させること。
  2. 英文を左から右にスラスラ読めるようになること。

この二つに必死に取り組みましょう。

 

大事なのは、時間と習慣

ただし、ここからが難しくも厳しいところなのですが、

上記のことは、できるだけ長く時間を割けば割くほど上達します。

そして、それを習慣にすることで、リスニング力だけでなく、英語力も必ずアップしていきます。

 

が。

習慣にする前に、途中で投げ出す人がとても多いんです。

確かに、勉強するという意識だけでは、つらくなってきますしね。

そこで。

少しでも、楽しい!と思えるものを自分で選びましょう。

 

できれば、自分の好きなことにつながる英語、

  • たとえば、ゲーム
  • たとえば、洋楽
  • たとえば、洋画
  • たとえば、洋書

何でもいいんです。

 

え?どれも、好きじゃない?

ならば、せめてもの親心です。

こんな本はいかがでしょうか?

 

 

まとめ

実を言うと、今回、ご紹介した世界の爆笑物語は、私もレッスンで使っています。

※ただし、この本に書いてある学習法は使っていませんが。(笑)

 

かなり、ゆっくりめ英語だし、文も短いので、

英語の先生ならば、「こんなリスニングなら楽勝か?」と思うかもしれませんが、

意外にそうじゃないんです。

ある意味、この本のリスニングを使ってみると、

中学生の(日本人の)リスニング力の問題は、英語の速さが原因ではない!ってことがわかると思います。

 

実際、「英語の速さ」を排除しないと、

中学生は(日本人は)いつまでたっても、「速すぎる!」という言い訳で、

何もしない・・・んで。

 

そう思うと、この本は使えるな・・・と、私なんかは評価しています。(笑)

ただ、どう使えば、一番、効果的か?は、今も試行錯誤中です。

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