先日、be動詞についてお話しましたので、
今日は、一般動詞についてです。
実は、
be動詞自体は、am is are の3つしかないので、
覚えてしまえば、
多くの子が「簡単、簡単!楽勝、楽勝!」と思い込みます。
ところが、
次に、一般動詞が出てくると、
- 再び、be動詞はあやふやになる
- 一般動詞はもっと、あやふやになる
という中1が少なくありません。
そこで、一般動詞をちゃんと理解させるためには、
どう道筋をつけていくべきか?
ここをお話いたします。
一般動詞は英文比較から
今回も、
文法用語はできるだけ、使わない方向でいきます。
まずは、
I am a student.
You are busy.
He is a teacher.
We are happy.
などの英文と、
I like apples.
You play tennis.
She wants pizza.
They have a dog.
などの英文の比較をしてもらいます。
つまり、
be動詞の文と一般動詞の文では、一体、何が違うのか?
ここを、子供に気づかせ、考えさせるようにするわけです。
be動詞を使うべきか?使わざるべきか?
ここで、大事なのは、
- be動詞の英文=be動詞の前後が、イコールの関係にあること
- 一般動詞の英文=一般動詞の前後は、イコールではないこと
に、気づかせることです。
つまり、ポイントは、
be動詞と一般動詞は、同時に選ぶことはできない。
どっちかを選ぶべきなのだ。
ということを、
英文から、ちゃんと納得させることなんです。
実際、このやり方は、
be動詞と一般動詞の違いを理解できる
だけでなく、
主語の後ろには、動詞が1個だけ来る
という英語の基本パターンをも同時に理解できるので、
まさに、一石二鳥の方法です。
![中1英語一般動詞の教え方](https://eigoto.net/wp-content/uploads/2019/04/menu_chumon_family-e1555224172522.png)
どっちを選んでもいい。その代わり・・・・
まとめ
一般動詞の定義は、
簡単に言えば、be動詞以外の動詞です。
でも、これを、中1に講義したところで、
「わかったような、わからないような」
そんな感じで終わります。
英語を教えていて、
「あぁ、暖簾に腕押し」
って、このことだな・・・・
と、はっきり、実感する瞬間です。
そこで、
「be動詞を使うのか?使わないのか?」
その選択肢を、彼らに与えてしまおう。
というのが、今回のやり方です。
この方法は、
考え方のレッスンになりますので、
一般動詞の導入時、
あるいは、
英作で腕だめしをする時に使えます。
もし、be動詞を使ったら、何をすべきか?
be動詞を使わないとすれば、何をすべきか?
それを、考えていく作業は、
パズルを解いていくようで、楽しいものです。
いつもかも、
be動詞と一般動詞の英文の練習問題をひたすら解く。
それだけでは、英語はつまらないと思います。