学校では教えてくれないホニャホニャは、山ほどありますが、
英語においても、同じです。
特に中学1年生は、
英語を、テストや成績のために、手っ取り早く丸暗記しがちです。
でも、その方法だと、上の学年へ行くほど(もちろん、大人になっても)
- 英語が徐々に苦手になる。
- 英語がわからなくなる。
- 英語なんてできない。
という状況に陥りやすくなります。
そこで、ぜひ、中学1年生のうちに、そうならない英語の基本(勉強の仕方)を押さえておきましょう。
中学1年生の英語の基本とは?
中学1年生の英語は、簡単な英文が多いのですが、
実は、とても大事です。
だからこそ、注意が必要です。
なぜなら、
最初のボタンを掛け違えると、後のボタンも全部ずれてくるからです。
もちろん、ボタンを掛け違えても、洋服は着た状態にはなります。
が、それではとても、人前に出られないし、
正しくボタンをはめ直したいと思った時、一度、全部ボタンをはずして、
最初からやり直さなければならなくなります。
これでは、今の時間だけでなく、将来の時間も無駄に奪うことになりかねません。
そこで、最初から、正しくボタンをはめる。
そのための中学1年生英語の基本をきっちり押さえておきましょう。
中1英語で出てくる差!それは成績とは無関係
中学校1年生の後半ぐらいから、
徐々に、間違った勉強法をやっている中学生が増えてきます。
それは、学校英語の勉強に慣れてしまうせい・・・と言えなくもありません。
そもそも、学校英語は、
いろんな文法を最初から、こと細かに教えていくため、全体像が把握しにくくなるのです。
もちろん、一度にいろんなことを詰め込めない!
という事情はわかります。
ただ、このやり方は、
単元ごとでしか理解できない!!
そういう中学1年生を量産してしまいます。
そもそも、英語力の高い子というのは、
学校での細かな勉強を、全部、自分の中で一度バラして、
ちゃんと自分なりに、整理整頓している子です。
つまり。
そうした整理整頓ができない子は、英語は単元ごとに全部暗記するもの!になってしまい、
- あれも暗記しなきゃ
- これも暗記しなきゃ
と頑張りはするものの、
- 以前習ったところは綺麗に忘れてしまう。
- 実力テストが伸びない。
そんな状況に陥るのです。
中1英語の整理整頓の仕方
ただ、現実問題として、
中学1年生が自ら、英語の整理整頓するのは、かなりハードルが高いはずです。
なぜなら、
- あれは習った
- これは習ってない
という状況では、なかなか全体像は見えて来ないからです。
そこで、インストラクターの出番です。
今回は、こんな図式を作りました。
図式をご覧になればわかるように、
学校英語のように、be動詞を教える時には、疑問文や否定文の作り方まで教える!
なんて形にはしていません。
一般動詞に関しても、3単現を後回しにはしていません。
細かな部分は、次のステップでやればいいし、
教科書の順番通りに教えなきゃいけない理由もありません。
学校の成績だけじゃなく、
本当の意味での英語力を伸ばしてあげるためには、
- 主語と動詞を意識すること。
- いろんな英文を大まかにグループ分けができるようにすること。
この二つが中学1年生には何より大事です。
もし、この基本がなければ、
新しい英文法や言い回しを次々に教えたとしても、
もやもやの上に、もやもやを乗せていくだけになります。
※なお、上記の画像を使った中学生向けのPDFプリントは下記からダウンロードできます。
※欲しい方は、こちらをクリック→中1英文法の基本ステップ1
-
中1英語の基本 その2
前回、学校では教えてくれない中1英語の基本として、 整理整頓の方法をお話ししました。 今回は、その続きとなります。 目次1 中1英語の基本 ステップ21.1 実際のレッスン方法は?1.2 ...
続きを見る
まとめ
すったもんだしながら、夏休みが終わりました。
中学1年生は、期末が終われば、いよいよ後半へ突入です。
初めての英語教科に最初はドキドキしたでしょうが、最近は、ずいぶん慣れてきたはずです。
でも、その慣れが、間違った方向へ進むきっかけにもなっているんです。
本来、英語はとてもシンプルなもの。
そのシンプルさに気づいてもらえない授業は、やっぱり、もったいないです。