中学生の教え方

学校では教えてくれない中学1年生の英語の基本とは?

2020年9月5日

中1英文法の整理整頓

学校では教えてくれないホニャホニャは、山ほどありますが、

英語においても、同じです

 

特に中学1年生は、

英語を、テストや成績のために、手っ取り早く丸暗記しがちです。

でも、その方法だと、上の学年へ行くほど(もちろん、大人になっても)

  • 英語が徐々に苦手になる。
  • 英語がわからなくなる。
  • 英語なんてできない。

という状況に陥りやすくなります。

 

そこで、ぜひ、中学1年生のうちに、そうならない英語の基本(勉強の仕方)を押さえておきましょう。

 

 

中学1年生の英語の基本とは?

中学1年生の英語は、簡単な英文が多いのですが、

実は、とても大事です。

だからこそ、注意が必要です。

なぜなら、

最初のボタンを掛け違えると、後のボタンも全部ずれてくるからです。

 

もちろん、ボタンを掛け違えても、洋服は着た状態にはなります。

が、それではとても、人前に出られないし、

正しくボタンをはめ直したいと思った時、一度、全部ボタンをはずして、

最初からやり直さなければならなくなります。

これでは、今の時間だけでなく、将来の時間も無駄に奪うことになりかねません。

 

そこで、最初から、正しくボタンをはめる。

そのための中学1年生英語の基本をきっちり押さえておきましょう。

 

中1英語で出てくる差!それは成績とは無関係

中学校1年生の後半ぐらいから、

徐々に、間違った勉強法をやっている中学生が増えてきます。

 

それは、学校英語の勉強に慣れてしまうせい・・・と言えなくもありません。

そもそも、学校英語は、

いろんな文法を最初から、こと細かに教えていくため、全体像が把握しにくくなるのです。

 

もちろん、一度にいろんなことを詰め込めない!

という事情はわかります。

ただ、このやり方は、

単元ごとでしか理解できない!!

そういう中学1年生を量産してしまいます。

 

そもそも、英語力の高い子というのは、

学校での細かな勉強を、全部、自分の中で一度バラして、

ちゃんと自分なりに、整理整頓している子です。

つまり。

そうした整理整頓ができない子は、英語は単元ごとに全部暗記するもの!になってしまい、

  • あれも暗記しなきゃ
  • これも暗記しなきゃ

と頑張りはするものの、

  • 以前習ったところは綺麗に忘れてしまう。
  • 実力テストが伸びない。

そんな状況に陥るのです。

 

中1英語の整理整頓の仕方

ただ、現実問題として、

中学1年生が自ら、英語の整理整頓するのは、かなりハードルが高いはずです。

なぜなら、

  • あれは習った
  • これは習ってない

という状況では、なかなか全体像は見えて来ないからです。

 

そこで、インストラクターの出番です。

今回は、こんな図式を作りました。

 

中1英文法の整理整頓

 

図式をご覧になればわかるように、

学校英語のように、be動詞を教える時には、疑問文や否定文の作り方まで教える!

なんて形にはしていません。

一般動詞に関しても、3単現を後回しにはしていません。

細かな部分は、次のステップでやればいいし、

教科書の順番通りに教えなきゃいけない理由もありません。

 

学校の成績だけじゃなく、

本当の意味での英語力を伸ばしてあげるためには、

  1. 主語と動詞を意識すること。
  2. いろんな英文を大まかにグループ分けができるようにすること。

この二つが中学1年生には何より大事です。

もし、この基本がなければ、

新しい英文法や言い回しを次々に教えたとしても、

もやもやの上に、もやもやを乗せていくだけになります。

 

※なお、上記の画像を使った中学生向けのPDFプリントは下記からダウンロードできます。

※欲しい方は、こちらをクリック→中1英文法の基本ステップ1

 

ステップ2
英語学習は絵を描くのに似ている
中1英語の基本 その2

前回、学校では教えてくれない中1英語の基本として、 整理整頓の方法をお話ししました。 今回は、その続きとなります。   目次1 中1英語の基本 ステップ21.1 実際のレッスン方法は?1.2 ...

続きを見る

 

まとめ

すったもんだしながら、夏休みが終わりました。

中学1年生は、期末が終われば、いよいよ後半へ突入です。

初めての英語教科に最初はドキドキしたでしょうが、最近は、ずいぶん慣れてきたはずです。

 

でも、その慣れが、間違った方向へ進むきっかけにもなっているんです。

本来、英語はとてもシンプルなもの。

そのシンプルさに気づいてもらえない授業は、やっぱり、もったいないです。

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