前回、学校では教えてくれない中1英語の基本として、
整理整頓の方法をお話ししました。
今回は、その続きとなります。
中1英語の基本 ステップ2
前回のステップ1のプリントに続くプリントがこちら。
ステップ1と重複している部分がありますので、
そこを重ねて、下につなげてください。
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学校では教えてくれない中学1年生の英語の基本とは?
学校では教えてくれないホニャホニャは、山ほどありますが、 英語においても、同じです。 特に中学1年生は、 英語を、テストや成績のために、手っ取り早く丸暗記しがちです。 でも、その方法だと ...
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実際のレッスン方法は?
ただし、上記のプリントは、あくまでも先生の頭の中にあれば良いことです。
実際、私は、この2枚目のプリントは、生徒に渡しませんでした。
生徒には、白紙を渡して、矢印を書かせ、
あとは、自分なりにまとめてもらうようにしたからです。
こうすることで、
今まで学校で習ってきた、
- be動詞
- 一般動詞の3単以外
が、どこまで?整理できているか?
先生も、生徒自身も確認できます。
※なお、上記のPDFもダウンロードできるようにしておきます。→step1-2
また、3単の部分は動詞の変化と疑問文に関しては説明しますが、
否定文に関しては、自分で考えてもらうようにしました。
注意ポイント
先生にしてみれば、3単も3単以外も、作り方は同じなのだから簡単だ!と思いますよね?
でも、現実には、この応用ができない中学1年生は多いんです。
自分と生徒では、知識も経験も年齢も大きく違うのだ!ということを忘れちゃいけません。
気づかせたいのは?
先のようなプリントを印刷し、生徒に配って説明すれば、時間的には短縮できます。
でも、
敢えて、白紙に書かせることで、
- 英語は、丸暗記科目ではないこと
- ルールを応用していけば、思っているよりも簡単になること
この2つに気づいてもらうようにしています。
何故なら、
この気づきがあるか?ないか?によって、
今後の英語学習に、大きな差が生まれてくるからです。
まとめ
学力を伸ばしたい。
中学生なら、誰もが思うことです。
でも、大事なのは、テストの点数を伸ばすことではありません。
所詮、テストの点数というのは結果です。
だから、
何より注視すべきは、普段の学び方の方にあります。
でも、子供たちに責任はありません。
そもそも。
学校英語の進み方自体、変なんですよね。
なんででしょうね?
たとえば、絵を描く時も、いきなり細かい描写はしません。
まず、大雑把にラフを描いて、あたりをつけてから、細かな描写に移るはず。
特に、初心者なら、なおさらです。
なのに、学校英語は、細かな描写ばかり教えようとします。
- 今日は、手を描いてみましょう。
- 今日は、目です。
- そして、明日は、足を描きますよ。
そんな感じ。
これで、ちゃんとした人間が描けるんでしょうか?
いや、描けませんね。
デッサン狂いの絵ばかり、はびこります。