たとえば、母語の日本語を話すにしても、
いい大人が、
- 「やだ~」
- 「ちょ~すげぇ~」
- 「でもぉ~」
- 「やば~い」
などというJK言葉だけで、会話していたら、どうでしょうか?
正直、ドン引きしませんか?
じゃあ、言葉遣いは丁寧だけれど、
- 中身のない上っつらな話ばかりだったり、
- まるで、セリフを言っているみたいだったら?
どうでしょうか?
これもまた、さっさと会話は切り上げたいですよね?
ただ、英語を発していれば満足なのか?
どうも、このあたりが、
日本人はコンプレックスが強すぎて、混乱しちゃっている気がするのですが、
英語という音を自分の口から出していれば、それで満足が得られるのでしょうか?
大事なのは、何語で話すのか?ではなく、
- どんな印象を相手に与えているか?
- どんな内容を話すのか?
の方です。
多くの英語学習者が、発音やネイティブらしさにばかりこだわって、
上記の二つに、あまりに無頓着です。
だって、考えてもみて下さい。
私たちは、いい大人なのですから、
「TPOをちゃんと、わきまえ、なおかつ、幼稚な内容の英語は、話したくない。」
それぐらいの気概がなくては、いけないんです。
だから、私達が、英語学習以外に学んでおかなきゃならないことは、山ほどあるし、
自分の考えを、きちんと表現するには、数稽古も必要です。
つまり、
英語を話すということは、むしろ、違う能力まで求められてくるんですね。
人は見た目が9割。英会話は?
ただし、そのためには、ひたすら勉強するだけではいけません。
実際、日本社会でも、上のような人、たまに、いますよね?
「人は見た目が9割」という本がありましたが、確かに、見た目はちゃんとしています。
でも、話しているのを聞いたら、見た目とのギャップが大きいだけに、幻滅です。
つまり。
「人は話し方が9割」という公式も成り立っているということです。
もちろん、これは英会話においても同じです。
そこで、最初に!どうしても、やっておいてもらいたいことがあります。
まずは、ボイスレコーダーでチェック
それが、
自分の話している言葉をボイスレコーダーに録音することです。
録音したことのある方ならわかると思いますが、
自分の声って、自分が聞いている声とは全然、違いますよね?
あの気持ち悪さって、何でしょうね?
でも、あえて、録音して、自分の声を聞いてみることです。
すごく、客観的になれますから。
- 驚くほど、バカっぽい。
- 驚くほど、声がキモイ。
- 驚くほど、ヒステリーっぽい。
でも、自分では気づかなかった、自分の口癖とかもわかりますし、
英語の発音矯正にもなります。
もちろん、普通の英語学習も頑張らないといけませが、
とりあえず、ボイスレコーダーへの録音は、最初の段階でやっておくべきことです。
まとめ
英語学習を頑張るのは、とても、素晴らしいことです。
でも、その頑張りが、
- たとえば、声
- たとえば、話し方
- たとえば、口癖
こんな、些細なことで、ふいになってしまったら、もったいないと思いませんか?
実を言うと、
「声」や「口癖」を意識すると、もう一つ、良いことがあります。
それは、しなくてもいい緊張から解放されるので、
本来、あなたが持っている力が発揮されやすくなるのです。
ぜひ、こっそりと、家族のいない場所で、録音してみて下さいね。