英語の単語はとても大切で重要なもの。
英語ができる人なら、その重要性はイヤというほどわかっているはず。
なのに。
それを、生徒に話しても、
- 「のれんに腕押し」
- 「ぬかに釘」
- 「豆腐にかすがい」etc.
って感じなんですよね。
どうも、単語よりも文法の方が大事。
そう思ってるみたいなんですよね。
単語と文法は車の両輪
もちろん、文法(構造)は、確かに大事です。
文法なしには、英文は作れませんから。
でも、だからって、単語よりも文法が重要なわけではありません。
実際、単語と文法を切り離して考える方がおかしいんです。
この2つは、セットで考えなきゃいけないものなんですから。
でも、
いくら、そう説明しても、やっぱり、
- 「のれんに腕押し」
- 「ぬかに釘」
- 「豆腐にかすがい」etc.
は変わらないんです。
あぁ、もう、どういうこと?
「単語」の認識が違う
でも。
気付きました。
そうか。
私と生徒の話している「単語」は、同じように見えて、実は別物なんだ!ということに。
多分、生徒はこう思ってるんです。
「単語が大切っていうけど、意味もボチボチわかるし、そりゃあ、確かに覚えていない単語もあるけど、それは、後から自分が頑張ればいいだけのこと。」
「単語なんて暗記するだけなんだから、簡単簡単。それより文法がわからないんだ!」って。
でも、私が思っている「単語」って、そんなに単純なものじゃありません。
だって、単語があって、文法が成り立つんだから。
つまり。
単語は、文法という謎を解くための「ヒント」みたいなもの。
なのに、その「ヒント」を集めずして、無理くり謎解きをしようとするなんて!!
これが、私の感覚です。
単語学習を生徒まかせにしない
正直、この認識のズレに気づいたことは、まさに目から鱗でした。
ブルースウィリスの「シックスセンス」という映画の結末を見た時のように、
すべてが腑に落ちた・・・そんな感覚です。
そこから、私は、こう結論づけました。
単語学習は生徒まかせにしてはいけない!と。
もちろん、単純な暗記は生徒自身にやってもらうのですが、
ポイントは、そのあとのケアーです。
単語の3つのステップとは?
考えたのは、
単語を3つのステップに分けるやり方です。
単語の3つのステップとは、
- 単純に単語を暗記してもらう
- 単語にスピード感(時間感覚)をプラスする
- 単語をグループ分けする
という順番で進めていく方法です。
今までは、お互いの認識のズレに気づいていなかったので、
「ひたすら暗記せーよ!」
そんなことしか言ってきませんでした。
でも、生徒にとっては、単語暗記なんて、一番、やりたくない学習です。
そこをなんとか、克服するために、
以前は、単語アプリゲームもやらせてはみましたが、
ゲームでは、3ステップの1番と2番までしかフォローできませんでした。
もちろん、中学英語程度なら、
ムチ持って、鬼教官になった方がラクかもしれません。
でも。
それじゃあ、いつか、どこかで(高校?大学?社会人?)
その子は、必ず、英語につまづきます。
まとめ
なんて、偉そうに書いてしまいましたが、
これは、まだまだ机上の空論です。
結果が出るのは、これからの話ですし、
生徒の反応も見ながら、進めていくしかありません。
ただ、その効果のほどは、
後日、きちんとシェアしたいと思います。
生徒たちには、なんとか、
英語大好き、英語楽しい、英語大得意な人間に、なってもらいたい!ですからね。