基本、学校で習う英語は、そんなに悪くはないと私は思うんです。
文法的に大事なことを、きちんと教えてくれるわけだから。
ただ。
きちんとの度合いが、過ぎたるは及ばざるがごとしって感じになりがちなんですよね。
だから、学校英語っていうのは、コアだけ抑えておけばいいと思うんですよ。
look forward to と looking forward toの違い?
実は先日、生徒が学校のテストを持ってきて、
looking forward toだと×になっちゃった。
でも、なんで?この場合は、look forward toじゃないといけないの?
と聞かれたんです。
へ?
は?
いや~。
正直、私にもわけがわかりませんでした。
でも、よ〜くテスト問題を見てみると、
学校の先生がある場所に、赤でアンダーラインを引いていることに気づきました。
そこから察するに、
その先生は、
「楽しみにしています」が、「looking forward to」で
「楽しみです」が、「look forward to」だ!という区別をつけているらしい。
ということが、わかりました。
するとね。
生徒がこう言ったんです。
「です」の時は、look forward toで覚えればいいんだ!と。
う〜ん。
そりゃ、そうなっちゃうか〜。
となると、やっぱり、学校英語はまずいです。
そもそも、英語:日本語を1:1で教えてはいけないと思うんですよね~。
だって、英語圏の人と日本人では、考え方も文化も習慣も差があるんですから。
ちなみに、look forward toとlooking forward toの違いを調べてみたら、
lookがフォーマル、lookingがカジュアルなんだそうですよ。
でもま、それも、学校英語と同じで、信じすぎないのがいいと思いますけどね。
ニュアンスの違いは、使ってこそ
上記の話は、ネイティブっぽい人の話なので、鵜呑みにしても良さそうですが、
それでも、私は、信じすぎないように!って言いたいですね。
何故か?
それはね。
基本、英語は言葉だからです。
ちょっと英語学習からは外れるかもしれませんが、
言葉というのは、使う人によって大きく変わる。
ここを大前提にしておかないといけないんですよ。
これは、英語に限らず、日本語だって同じです。
- 地域性みたいなものもあるし、
- お互いの関係性によっても変わってくるんです。
結局ね。
言葉って、四角四面に答えを丸暗記してはいけないと思うんです。
知識を蓄えることは大事だけれど、
そこに頼りすぎないことが大事なんじゃないかな?
look forward toで大事なこと
じゃあ、結局、look(ing) forward toはどうすればいいのか?
- 楽しみに待ってるという意味を理解する
- look(ing) forward toの後ろは、必ず名詞(動詞ならing形)にする
この2つさえ、押さえておけばOKです。
結局、コアはここですから。
で、lookにするか?
lookingにするか?は、
現実世界で、徐々に、体得していけばいいんじゃないか・・・と。
まとめ
今回は、look forward toの話で終わりましたが、
こういうことって、しょっちゅう起きてます。
正直、学校英語は、基本は悪くないのに、
テストの問題がすごく強引なんですよね。
その強引さに、引っ張られてしまうのではなく、
強引さはわかっているけど、一応、テストの時だけは、しゃーない、言う事聞いてやる。
そういう中学生が、増えてきて欲しいと私は思います。(笑)