最近、英文の構造を見ることを最優先にするレッスンを行っているのですが、
あ。
これ、ネックだな・・・と思うことがあります。
それが、助動詞です。
そもそも助動詞とは?
そもそも、助動詞とは、動詞を助けると書きます。
なので、動詞の意味合いをちょっぴり変化させるものと考えればいいわけです。
ただ、助動詞の意味って、一つじゃないですよね?
だから、全部、いろいろ暗記しようなんて思うと、
意味がぐちゃぐちゃになってしまって、わけがわからなくなっちゃいます。
それを、なんとか頑張れ!というのは、簡単ですが、
いくらイメージを見せられても、やっぱり、わからなくなりませんか?
だから。
私は、こう思います。
所詮、助動詞はニュアンス係で、主役級ではないので、後回しにしちゃえ!
と。
助動詞だってことがわかればOK
とにかく、英語を読む。
構造をつかむ。
これが、最優先です。
だから、助動詞の意味を細かく見ていくのは、避けたいんです。
というわけで、
最初はね。
この単語は助動詞だ!ってことがわかればOK!としましょう。
助動詞だけ、暗記しよう
ただし、パッと見て、これは助動詞だ!ってわからないといけません。
なので、ここは、暗記するしかありません。
- can
- will
- must
- may
- shall
- should
- would
- might
- could
ちなみに、1~5までは原形
6~9までは、一応過去形です。(過去形と言い切れないので、一応です)
これに、助動詞相当の語句を加えます。
- have to
- be able to
- used to
これぐらいで、いいかな?
ちなみに、上記の助動詞の中で、学校でいっぱい習ったので、意味わかる!
ってやつは、覚えなおさなくてもいいです。
ただ、助動詞だ!ってことだけ、理解しておきましょ。
主語+動詞の間に割り込むヤツ
それにしても、何故?助動詞って理解できないといけないのでしょうか?
それは、助動詞ってヤツは、必ず動詞の前に付けられるからです。
そりゃあね。
単語も文法もバッチリの中学生ならいいんです。
でも、皆が皆、そういうわけじゃありません。
そうすると、
たとえば、わからない動詞が使ってある英文にwouldが入ってたりすると、
would=動詞って、考えてしまう子がいるんです。
そりゃそうです。
主語の後ろにあるのが動詞って、習ってるんだから。(笑)
これだと、英文の構造はもう、ぐっちゃぐちゃになります。
なので、とりあえず、
- これは、助動詞ってヤツだぜ!
- 主語と動詞の間に割り込むヤツだぜ!
って、最初に覚えておきましょう。
助動詞の意味が後回しな理由
それさえわかれば、助動詞の意味なんて、余裕ができてから覚えればいいんです。
だって。
助動詞の意味なんてわからなくても、大勢に影響はないんですから。
そう。
助動詞は、英文の構造においては、わき役でしかありません。
だって、助動詞は、ニュアンスなんですから。
まとめ
助動詞の意味から入る。
これが、学校英語です。
でも。
英文の構造から入る。
という順番にすると、
助動詞の意味は後回しで構わないって結論になります。
ただし、助動詞だっていう判断はできないといけないので、
とりあえず、暗記してね。
ってことになります。
え~っ?暗記?
って、言わないよーに。
意味をいろいろ覚えるより、ラクでしょ?
それぐらいは、やらんといかんぜよ。ね?