中学に入ると、いきなり、
be動詞だとか、一般動詞だとかの文法用語バリバリで、
英語の授業は始まってしまうので、
小学生のうちから、慣れておいた方が良いかな?
と、教えてみることにしました。
それに、be動詞と一般動詞の区別がつくと、
英語はぐっと伸びるので、
このチャンスを逃す手はないな・・・と。
be動詞と一般動詞、小学生向けの目標
ただ。
だからと言って、
中学生向けの授業のようなやり方をしたんでは、
小学生には、かなり、きついはず。
実際、中学1年生でも、
文法用語のおかげで、英語嫌いになるのに、
今から、英語嫌い作って、どうすんだ?
という話ですもんね。
そこで。
あえて、be動詞、一般動詞ではなく、
「be」と「一般」という言葉だけに慣れてもらうことにしました。
最終的な目標達成は、1年先です。
つまり。
中学の英語の授業で、
学校の先生がbe動詞や一般動詞の説明を始めた時、
「あぁ!!あの時、やったことって、これだったのね!」
と、改めて理解できること!としました。
小学生に教える時のポイント
小学生は、まだまだ、中学生とは違います。
そこで、
小学生に教える時、気を付けたのが、
- 楽しいこと
- すぐに理解できること
この二つです。
どれだけ、楽しいことでも、
すぐに理解できないことは、
子供には苦痛になります。
そこで、作ったのが、こちら。
be動詞や一般動詞という言葉を使うと文法用語ですが、
be町、一般町という町の名前にすると、
1つのストリーが出来上がりました。
こんな感じです。
昔be町というところに、wasさんとwereさんがいました。
蜂(bee)の絵は、町のシンボルです。
音が同じだったので、ダジャレで作りました。
ところが、wasさんとwereさんは昔は元気でしたが、
今は、年を取ってしまったので、もう、be町での仕事はできません。
そこで、
今のbe町にいる人達に仕事を譲ることにしました。
wasさんは、amさんとisさんに。
wereさんは、areさんに。
という具合です。
一方、be町の外には、大きな大きな一般町がありました。
今のbe町の住人はたった3人ですが、
今の一般町には、たくさんの人が住んでいます。
たとえば、goさん、runさん、likeさん、studyさんなどです。
be動詞と一般動詞の概念をインプットする
今回の目的は、
be動詞と一般動詞を大雑把でいいのでイメージしてもらうことにあります。
どこまでの効果があったか?
なんてことは、今は、まだわかりません。
ただ、この部分は、今後も復習していくつもりではありますが、
絵とストリーを使ったことで、
子供達にとっても、記憶に残りやすかったのではないか?と思います。
子供たちは、
「3人しかいないんだから、町じゃなくて村じゃないの?」
とか
「was」さんが、仕事を引き継いだのは~、「am」さんと「is」さん~。
なんて、言いながら、線でつないだりして、
ちゃんと参加してくれていたので、とりあえず成功だと思います。
今後の展開にも
このストリーにしたのは、今後も、これは使えそうだ!
と思ったからです。
たとえば、
- 現在進行形の作り方や
- be動詞と一般動詞は、どう使い分けるか?
まだまだ、教えるべきことは、たくさんあります。
でも。
ストリー仕立てにすれば、
それらは、簡単に乗り越えられそうな気がします。
正直言うと、子供達よりも、私の方が楽しんでる所ありますが。
まとめ
カリキュラムをどうしようか?
昔は大手のカリキュラムをそのまま、繰り広げるだけで良かったわけですが、
今は、カリキュラムは自分次第なので、悩んだ時期もありました。
でも。
英語の基本は常に同じ。
教えるべきことのコアは、何も変わりません。
特に、アクティビティをやっていると、
次に何を教えるべきか?は、子供たちがちゃんと教えてくれます。
アクティビティの最中、
子供たちは、自由に、いろんなことを聞いてきます。
また、いろんな間違いも、たくさんしてくれます。
でも。
それが、答えなんですよね。
子供たちが、まだ理解できていない所を、教える。
こんなシンプルで単純なことで、いいんじゃないでしょうか?