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子供に英語を教える。
これは、児童英語インストラクターに限ったことではありません。
幼稚園児~小学生までのお母さんや、
小学校の先生など、
社会の変化もあり、
今後ますます、子供に英語を教えなければならない人は増えていくでしょう。
そんな中、子供英語の教え方がわからない。
あるいは、
児童英語インストラクターになったものの、悩んでいる。
そういう方に、超!簡単な解決策をお話しましょう。
目次
子供英語の教え方
子供英語の教え方と一言で言っても、
年間のカリキュラム、毎週のレッスンプランなど、
実際にやるべきことは、たくさんあります。
それを、一つずつ、この場で紐解いてお話するのは、
現実的なことではありません。
ですが、
子供英語の教え方の中心になるもの、
毎回のレッスン時に絶対に忘れてはいけないこと、
さえ理解できれば、
教え方への悩みは一発で解決することができるのです。
英語力がすべてではない
お母さん方や小学校の先生の中には、
学生時代、英語が苦手で、
自分が英語を子供に教えるなんて、とんでもない!
そう思っている方も少なくありません。
ですが、子供英語は、
あくまでもコミュニケーションの基礎を作るものです。
つまり、
教える時に、英語は使うのだけれど、
英語という教科を教えるのではない!
と言う点を覚えておいてください。
もちろん、自分の英語力を伸ばす努力は必要です。
必要ですが、
大事なのは、自分も英語を楽しむことです。
ゲームからアクティビティへ
子供に英語を教える時には、
ゲームを上手に利用すると、英語は楽しいというイメージが育ちます。
ただし、だからと言って、
ゲームばかり行っていては、子供達はいずれ、飽きてしまいます。
そこで、
活用するのが、アクティビティ。
雰囲気はゲームと似ていますが、
アクティビティの目的は、
あくまでも、英語でのコミュニケーションの喜び、楽しさを教えることです。
具体的にゲームとアクティビティの違いを見ていきましょう。
ゲームの具体例
たとえば、Missing Gameは、
覚えた単語カードの中から、1枚だけ隠し、
何がなくなったか?を当てるゲームです。
早く言えた子供やグループに1ポイントあげるなどすると、
ゲーム性が増し、子供達は、一生懸命がんばります。
このゲームの目的は、
新しい単語の定着を図ることなので、答えの正確さが大切です。
たとえば、
penguin を「ペンギン!」と答えた場合には、
ちゃんと、[pengwin]と発音させるようにします。
こういったゲームでは、
子供達は、
- 新しい英語を覚えた!
- ゲームが盛り上がった!
- ポイントがたくさんもらえた!
ことが嬉しいのです。
アクティビティの具体例
一方、アクティビティの方は、
3ヒントクイズのように、3つのヒントを出し、
それが、何かを答えるというような活動を行います。
この活動が、ゲームと異なるのは、
- 誰もが、ヒントを出す側になり、
- 誰もが、答える側になるという点です。
なぜなら、
子供英語でのアクティビティの目的は、
コミュニケーションが、成立していること、
ここだからです。
そして、何より大切なことが一つ。
アクティビティはコミュニケーション活動なので、
子供同士のやり取りが、多少、間違っていてもOKです。
目くじら立てて、間違いを指摘しすぎないようにしましょう。
こういったアクティビティでは、
子供達は、
- 自分の英語がちゃんと通じた!
- 友達とたくさん話せた!
ことが大きな喜びになります。
子供英語に脳科学を利用する
子供英語の教え方は、
- 自分自身が英語を楽しむことと、
- ゲームやアクティビティを利用すること?
これだけでは、まだ不安がある、と言う方のために、
少し違う角度からのお話もしましょう。
大手の子供英語教室のレッスンプランは?
たとえば、カリキュラムからレッスンプランに至るまで、
至れり尽くせりで、提供してくれるのが、大手の子供英語教室です。
具体的にどのように子供に英語を教えていくのか?
独自の方法を、研修などを通して、学ばせてくれます。
ですから、つい、
何も考えなくても、子供に英語が教えられる
と思いがちですが、
それだけでは済んでいかないのが現実です。
もちろん、
大手の子供英語教室のレッスンプランは、
子供にとって重要だと思われるものを、ちゃんと中心に据えた上で作られていますので、
本来ならば、理想的な方法のはずです。
でも、子供はいつもフレキシブルで、自由自在。
そんな子供達を一つのやり方にあてはめることなどできない。
実際に子供英語を教えてみれば、すぐに、わかることです。
教え方の型ではなく、ポイントを押さえる
子供の自由奔放さが分かると、
型にとどまり続けることは、できなくなります。
でも、子供に英語を教える以上、
ちゃんとした指針は、絶対に持っていなくてはなりません。
そうでなければ、
子供の英語教育は、行き当たりばったりで、
自分の感情に左右されるものになってしまうからです。
子供英語に脳科学を利用しよう
子供英語に限ったことではなく、
子供の教育から大人の学習にいたるまで
すべてに関わってくるのが、脳科学という分野です。
この脳科学の分野の中でも、
子供英語の教え方に利用できそうな部分を抜粋してみます。
脳が持つ3つの性質
1、attention filter・・・ 目新しさ、変化、違い、興味
2、affective filter・・・ ストレスがあるとうまく学べない
3、achieving a challenge・・・ 達成感が記憶力や忍耐力につながる
つまり、
子供の注意をひきつけるには、
興味のあるものや、変化を利用すること。
そのためには、英語を教える時には、
同じことを何度も何度もやらせないことです。
また、退屈は、何より脳にストレスがかかるのだそうです。
だとしたら、
子供を退屈させた時点で、アウト!
さらに、チャレンジし、達成感が味わえれば、
学習に最も必要とされる、記憶力や忍耐力にもつながるのです。
先のアクティビティで、正確さを求めず、
コミュニケーションが取れていればOKとしたことを、
思い出してください。
まとめ
私たちは、子供たちに英語を教えるにあたって、
どんな方法が良いのだろうか?
というイメージは、ある程度、持っています。
でも、いざ、現実に、子供と向き合うと、
そういったイメージは、すべて、どこかに消えてしまい、
自分の思い通りにいかないと、
つい、感情的になったりするものです。
でも、だからこそ、
理論的に子供英語の教え方を理解していることが大切なのです。
初心者にとっては、具体的なレッスンプランも必要でしょうが、
コアは絶対に忘れないことです。
なぜなら、
ここさえ、つかんでおけば、何が起きても、フレキシブルに対応できるから。
ぜひ、自信を持って、臨んでくださいね。
※参考にした情報源
脳科学について(freeで受けられます)・・・HarvardX「leaders of learning」
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