中学生の教え方

リーディングの効果は?

お盆で、1週間お休みでした。

で。

その間、もちろん、遊びになど一切、行きませんでしたが、

英語からも、完璧に離れていました。

 

で、離れてみると、やっぱ、やりたくないっすね・・・(爆)

暑かったせいもあるかもしれませんが、

中学生の気持ちがよ~く、わかります。

 

 

気持ちを新たに!

でも、少しだけ離れてみるのもいいもんです。

気持ちを新たにすることができますから。

 

で。

私の場合、再開するにあたり、

家にある英語関係の本をいろいろと、開いてみました。

 

これ、私がよくやる方法です。

本っていうのは、過去に、全部、読んだつもりでも、

時間が経つと、結構、新しい発見があるもんなんです。

多分、それは、自分が成長したり、変化したおかげだと思います。

 

今回、目に留まった本は?

今回目に留まった本は、こちらです。

以前もご紹介しましたが、田尻先生の本です。

 

私が本を選んでいるというよりも、

「この本が答えを知ってる。」

そういう確信が、本棚をあさっているうちに、ムクムクと湧いてくる感じです。

 

read and look up

そして、やっぱり、案の定!この本の中で答えを見つけました。

それが、read and look upの使い方です。

 

この本では、read and look upは、音読のこと・・・と簡単に説明されていますが、

ただ、文字を声を出して読み上げる・・・というのとは、ちょっとイメージが異なります。

 

つまり、最初はreadしても、声に出す時には、look up(顔を上げて、文字を見ない)するのがread and look upの基本です。

そして、今回、一番の目からウロコ情報は、

この方法は、暗記だけでなく、「理解」の段階でも使えるという点です。

 

現実とのギャップ

田尻先生の本の中では、

read and look upを行えば、文構造を確認しながら暗誦するという作業が自然と始まる。

そうおっしゃっていますが、

そうじゃない子も、いるのが現実です。

 

このギャップをどう埋めていくのか?

そこが、大きなポイントになるな~と、今思っています。

 

まとめ

多分、

どんなに、イラストを多用しようとも、

どんなに、説明方法を変えようとも、

  • 文法を説明している段階で、
  • 文構造を説明している段階で、

ダメなのかもしれない・・・です。

 

文構造を講義するな

 

大事なのは、自分で「あぁ、そうか」と気づかせること。

そしてそれは、講義形式ではなく、練習の中で気づかせるもの。

田尻先生の言葉が、耳に痛いです。

 

実際、今の教育は、本来、備わっているはずの創造性をつぶしていっているんです。

試験範囲にだけ強い秀才を作ったって、意味はないのに。

でも、教えてると、だんだんと、そっちへ流されてしまうんですよね。

フラフラしてんのは、どっちかね?

って話ですね。(猛省)

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