中学生

自動詞と他動詞を中学生に教えるべきか?否か?ポイントは3つ

2018年7月6日

英語を学習するうえで、自動詞、他動詞は知っておくべきことです。

それは、わかっていても、果たして、中学生に教えるべきなのか?

悩む人は多いと思います。

 

確かに、いずれ理解しなければならないことであれば、

中学レベルから、徐々に身に着けた方が良いかもしれません。

 

が、文法用語ばかり出てくると、拒否反応が起きる中学生は多いはず。

しかも、意外に時間に追われているのが中学生です。

 

その上で、中学のテストレベルのことも考えると、

中学生のうちは、最初から自動詞用法や他動詞用法を理解させるのではなく、

まずは、熟語や例文として覚えてしまった方がいいと思います。

 

なぜなら、熟語や例文として覚えてしまえば、

自動詞、他動詞の説明はある意味、至極簡単だからです。

 

なお、熟語や例文を覚えたの具体的な自動詞、他動詞の説明は下記の通りです。

1、自動詞、他動詞の用語と見分け方を教える。

2、意味がどう変わるのか?を、教える。

3、辞書の見方を教える。

 

今回は、それを一つずつ、詳しく見ていくことにしましょう。

 

自動詞、他動詞の用語と見分け方

すでに、熟語や例文は入っているので、自動詞と他動詞の見分け方は全然、難しくありません。

I go to school.

このgoは自動詞。

前置詞が後ろにつくのは、ほぼ、自動詞。

 

I visit Tokyo.

このvisitは他動詞。

後ろに前置詞がないのは、ほぼ、他動詞。

 

こう説明すれば、終わりです。

 

自動詞と他動詞、意味がどう変わるのか?

ただ、多くの動詞は、自動詞にもなり、他動詞にもなります。

そこで、自動詞として使う場合と、他動詞として使う場合には、何が違うのか?

ここも説明しなければなりません。

 

そこで、自動詞、他動詞でよく使われる例文を二つ見ていきます。

 

例文その1

The door opened.(自動詞)ドアが開いた

Someone opened the door.(他動詞)誰かがドアを開けた

 

この例文は、理解しやすい例文です。

なぜなら、多くの中学生が、

自動詞=自動ドアを連想して、ドアが勝手に開く。

他動詞は、他=誰かがドアを開ける。

と、納得するからです。

 

でも、これだけだと、理解は深まりません。

そこで、二つ目の例文に進みます。

 

例文その2

He hit at me.(自動詞)

He hit me.(他動詞)

 

こちらは、まず、自動詞か?他動詞か?見分けるところから始めます。

当然、atという前置詞がついている方が自動詞です。

 

でも、なぜ?わざわざatをつけたり、つけなかったりするのか?

意味はどう変わるのか?

まずは、中学生に確認してみましょう。

 

多分、さきほどの、自動ドアのようには、いかないはずです。

 

そこで、前置詞=クッションだ。

と説明してしまいましょう。

 

そうすると、

He hit at me.(自動詞)は、

彼は私に打ってかかった。

(でも、本当に打ったかどうか?は不明)

He hit me.(他動詞)

彼は、私を打った。

 

この二つの英文の違いが、ピンと腑におちるはずです。

 

この時、中学生のレベルによっては、

自動詞の文型は、SVの文型。

他動詞の文型は、SVOの文型。

ということを、教えてもいいと思います。

 

そうすれば、さらに、理解は深まるはずです。

 

自動詞、他動詞の教え方

 

辞書の見方を教える

実は、

  • 自動詞、他動詞の見分け方
  • 自動詞、他動詞の意味の違い

これらを、説明する本来の目的は、

辞書の見方を教えることにある。

そう言っても過言ではありません。

 

辞書の中にある情報は膨大です。

この辞書を(しかも誰もが持っている)、徹底的に使うこと。

これこそが、英語力をグイグイ伸ばしてくれるのです。

 

わからない単語の意味を調べるだけが、辞書の役目ではありません。

辞書を引いたなら、自動詞、他動詞の用法を両方とも確認する癖をつけさせましょう。

 

辞書は引くのではなく、読む。

その姿勢、習慣をつけるために、自動詞、他動詞はうってつけなのです。

 

まとめ

自動詞、他動詞を理解するということは、文型を理解することにつながっています。

ですから、本来は、きちんと教えておきたい!

と思う先生は多いと思います。

 

でも、自分が教えたいことと、中学生の現実は違います。

かくいう私も、このことを、ついつい忘れそうになる時があります。

でも、そこを、ぐっと我慢して、

中学生達の現実から、道を探っていく。

これしかないと思います。

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