中学生の教え方

中1英語のまとめには、理解度を確認するためのテストが必要

中1英語のまとめとして、生徒がどれぐらい理解しているのか?

確認するためのテストを、ネットで探したのですが、

意外にも、これだ!って思えるものがありませんでした。

 

 

単元ごとのテストでは意味がない

ネット上には、とても親切なサイトが多くて、

教科書のユニットごと、単元ごとのテストはあるのですが、

私が欲しかったのは、いろいろミックスしたものなんですよね~。

 

だって、現実問題として、中2レベルっていうのは、

中1の文法を、全部網羅した上に、成り立っているわけだから。

 

王道が大事だとはわかっている

もちろん、

ユニットごと、単元ごとに、

  • 一つずつ、
  • きっちりと、
  • パターン練習でもいいから、量をこなす

これが、王道だってことは、わかってるんです。

 

でもね。

ぶっちゃけて言うと、

英語につまづいている子って、

この1年間、それをやってこなかった子なんですよ。

 

勉強は客観視できない

しかも、何より問題なのは、

本人には、自覚がない・・・ってことです。

なぜなら、自分の勉強の仕方って、客観視できないですから。

 

そこで。

今回、私が作った中1英語の確認テストは、

自分で気づくことを目的に作りました。

 

それが、こちらです。

 

中1英語まとめテスト

中1英語まとめテスト

 

あまりたくさんあっても時間がかかるので、

  • 基本の文法問題 4問
  • 並べ替え問題 4問
  • 英作問題 4問

計12問作りました。

 

正解を見るだけでは、意味がない

また、中学生ぐらいになると、

  • 問題をやったら、正解を見て、自分でチェックさせる

ということをやりますが、

この方法では、

  • 勉強になる子
  • 全然、勉強にならない子

がどうしても、出てきます。

 

というのも、

同じチェックするにしても、

英語ができる子は、

どこを間違ったのか?何故?間違ったのか?を確認していますが、

英語につまづいている子は、

間違った部分を、ただ、直すだけに終わっていることがほとんどです。

 

そこで、作ったのが、こちら。

  • ヒント1のプリント
  • ヒント2のプリント

です。

 

中1英語まとめテストヒント1

 

中1英語まとめテストヒント2

 

使い方は、こうです。

  1. 問題を解く(時間制限あり)
  2. 先生がチェックする
  3. 間違っている問題だけ、ヒント1を見て、もう一度チャレンジする
  4. 先生がチェックする
  5. まだ、間違っている問題、できない問題を、ヒント2を見てチャレンジする
  6. 先生がチェックし、必要なら別のヒントを出す

実は、こういう形にしたのは、

前回の記事で書いた

「単語の重要性が、子供たちに伝わらない!!」

という話からつながっています。

 

あの記事を書いてから、

単語を分類することや、スピード感などについて、

子供たちに話もしたし、練習もしたのですが、

結局、暖簾に腕押し・・・って感覚は拭えませんでした。

 

そこで、

単語さえわかったら、こんなに、解けるんだ!

という気持ちになってもらいたくて、ヒント1とヒント2を作ったんです。

 

でも、実際にこのヒントを使って、やってみたら、

私の方が、いろいろ気づいちゃいました。

おかげで、

  • どこで?理解できるのか?
  • 何が問題なのか?

見える化できてきました。

 

まとめ

結局、勉強って、自主的にやらなきゃ意味がないんですよね。

しかも、勉強をやっているか?どうか?なんて、めちゃくちゃあいまいです。

なぜって、問題に取り組む時、

  • どんなふうに考え
  • どんなふうに取り組んでいるのか?

は、一番、重要なのに、

それは、他者には見えないんですから。

 

目に見えるのは、その結果である

  • 正解
  • 不正解

のみ。

 

でも。

子供たちは、やっぱり一人ひとり違う。

そして、意外にも複雑なんです。

 

だから、

今回は、とりあえずの確認として、

全員、同じテストにしましたが、

次回からは、その子に合った問題を、それぞれに作ろうと思います。

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