中学生

中1英語の勉強の仕方。基礎の基礎って何?

2020年8月7日

3は誰にとっても特別な数字なのだ

中1の英語って、一生懸命、教科書に沿って学ぶと、

不思議なことに、英語の基礎の基礎を見逃してしまいます。

 

もちろん、英語の基礎の基礎を見逃したとしても、

一生懸命やっている分、学校の成績は良いはずです。

でも、本物の英語力という点では、時間を費やした割には結果が伴わないという、

通常の大人と同じ状況に陥ります。

 

正直、

以前は、私も、この落とし穴に、全く!気づきませんでした。

だから、学校の成績は悪くないのに、なんだか、英語力が伸びてこない・・・

そういう子たちを歯がゆく感じていました。

そこで、本物の英語力を伸ばすために中1が学ぶべき、基礎の基礎についてお話ししておこうと思います。

 

 

中1で学ぶべき基礎の基礎は3つ

では、早速、中1で学ぶべき基礎の基礎についてお話しします。

これは、たったの3つしかありません。

  1. 主語をつかまえる
  2. 単数・複数をチェックする
  3. 代名詞を使い倒す

正直、とてもシンプルです。

でも、英語の発想をするためには、とても大事な3つです。

というわけで、一つずつ、見ていくことにしましょう。

 

中1英語の基礎の基礎

3は誰にとっても特別な数字なのだ

 

主語をつかまえる

中1で学ぶ英文は、短いものばかりです。

そのため、主語をつかまえることは、とても簡単です。

実際、中2や中3になってくれば、英文も長くなりますから、

主語を見つけることすら難しくなってきます。

その時に、慌てて、主語を確認しようと思っても、

もう、頭の中がぐっちゃぐちゃになっていますから、整理するのが大変です。

 

だからこそ、中1のうちから、

どんなに短い、どんなに簡単な英文であっても、主語をつかまえること。

ここを最優先課題にします。

もしかしたら、中1英語レベルなら丸暗記させた方が早い。

そう思う先生もいらっしゃるかもしれません。

 

でも、それだと、先が続かないんです。

大事なのは、早い段階から、主語をつかまえる習慣をつけさせることです。

それによって、

  • 主語によって動詞が決まってくる!という実感を持たせる
  • 主語を意識することで、英語の構造を理解しやすくする

ことができ、英語的な発想力が磨きやすくなります。

 

単数・複数をチェックする

主語がつかまえられたら、次に行うのが、

単数か?複数か?のチェックです。

 

I am a boy.

You are students.

のように、英語は、単数=単数、複数=複数のように、

ちゃんと、数を合わせる言語です。

 

この発想は、日本語にはあまりありません。

だからこそ、英語を使う上で、

単数なのか?複数なのか?を意識させることは、とても重要です。

単数・複数をきっかけにして、aの付け方、theとの違いなどへと進みやすくなります。

 

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代名詞を使い倒す

最後のポイントが、代名詞です。

英語は、原則として、同じ言葉は2回目以降の文には使わず、すべて、代名詞にしていきます。

ここは、何度も何度も、繰り返し学ぶべき所です。

 

実際、代名詞の表を暗記しただけでは、まったく意味をなしません。

また、代名詞を教える際には、

  • 誰(何)が主役か?
  • 誰(何)のものなのか?
  • 誰(何)に対して?

英文では、これらを明確にしなければいけないことも、同時に確認しましょう。

※ここも日本語にはない感覚なので、重要です。

 

プリントあり
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まとめ

大人になっても使える英語を、中学英語から身に着けてもらうためには、

中1英語の基礎の基礎は、とても重要です。

でも、最初ですから、たったの3つだけに的を絞っています。

 

な~んだ。簡単だ・・・と思われましたか?

でも、現実には、そういうものほど、奥が深いんです。

 

しかも、この3つ。

使える英語につながるだけでなく、

実を言うと、学校英語にも役立ちますよ。

(ケアレスミスがなくなるとか、英作がラクになるとかのメリットがあります)

 

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