英語学習法

英語力をグングン伸ばす効果的な英語リーディングとは?

2018年4月30日

英語を伸ばす鍵

英語リーディングが、リスニング力、スピーキング力、ライティング力を伸ばす鍵です。

こう断言したら、あなたは、信じるでしょうか?

 

今まで、日本人はずっと英語に対してのコンプレックスがありました。

6年間も英語を勉強しているのに、全然、話せない。

そう揶揄もされてきました。

それもこれも、すべては、受験英語で、読み・書きばかりを勉強してきたせいだ!

多くの人が、そう思い、信じています。

 

でも、実は、真実はちょっとだけ違うのです。

 

 

リーディングは長文読解ではありません

私たち日本人が、今まで学んできた読み書きというのは、テストのための長文読解だったり、文法を確認するためのものでしかありませんでした。

ですから、英語力を伸ばすのに効果的なリーディングというのは、実は学んでいない可能性の方が高いのです。

もちろん、昔は、今ほど、英語学習の環境が整っていなかったので、仕方がなかった部分もあります。

ですが、今は、その気になれば、いくらでも良い環境を手に入れることができる時代です。

そんな時代に、いまだに、長文読解ばかりを行っているのは、とてももったいないと言わざるを得ません。

 

 

英語力を伸ばす効果的なリーディングとは?

英語力を伸ばすのに効果的なリーディングは、たった2つのことを意識して行うだけです。

 

1、正しい音を必ず確認する

まずは、単語レベルで正しい音を確認してください。

英語の基本は、なんといっても単語です。

分からない単語は意味を調べるはずなので、そのついでに、読み方も確認しましょう。

もちろん、自分でもちゃんと発音してみることを忘れずに。

 

そして、単語の次は、文章レベルでチェックしましょう。

  • どこで文を区切るのか?
  • 単語と単語がくっついて読まれていないか?
  • ほとんど、発音しない音はないか?

再チェックして、文章を音読します。

 

2、前から順に読む練習をする

英語のリーディングでは常に言われることですが、文章は前から順番に読む練習をしていきましょう。

テストとは違い、文章の意味さえつかめれば良いので、左から順番に読んでいくくせをつけます。

参考

I play tennis on Sundays.

私は プレイする テニスを 毎週日曜日に という具合に読んでいきます。

上記の例を見ればわかるように、日本語は順番がどうであろうと、文の意味は理解できる言語です。

この特徴を生かして、どんどん練習しましょう。

 

ちなみに、どれだけやっても、前から順に読めない場合には、

  • 文法的にまだ未熟な部分がある
  • 英文の構造が理解できていない

どちらかの可能性があります。

同時に強化しておきましょう。

 

Aゴトウ
英文の構造を理解するため、こちらの記事もおススメです。

 

英語を伸ばす鍵

リーディングこそ英語力を伸ばす鍵

 

リスニング力=リーディング力である

当たり前のことですが、英語を聞き取るには、正しい音を知っている必要があります。

特に日本語には、英語由来のカタカナ語がたくさんあり、これが、日本人のリスニング力を妨げていたりします。

実際、知らない単語だと思って聞いていたら、「な~んだ、〇〇だった!」なんてことは、しょっちゅうです。

 

しかも、単語だけ聞けたとしても、文章として理解できなければ、結局は何を言っているか?わからないままです。

基本的に英語は不足していると思われる情報を、どんどん付け足していく言語なので、その長さにも慣れておかなければなりませんし、ネイティブのスピードにもついていく必要があります。

さらに、海外ドラマを見ればわかるように、日常会話であっても、関係代名詞や分詞構文などの文法はしょっちゅう出てきますから、英文法の知識も英文の構造も理解できていなければなりません。

つまり、リスニング力=リーディング力でもあるということなんですね。

 

実際、リーディングのスピードの遅い速いは、リスニングにも大きく関係してきます。

リーディングのスピードが遅いということは、意味をつかむのが遅いわけですから、長い文章をどんどん話されたら、ついていけなくなります。

 

スピーキング力=リーディング量である

スピーキングに関しても、同様のことが言えます。

特にスピーキングは、リスニングあってのものですから、リスニング力に不安があれば、スピーキング力にも影響が出るのは必至です。

 

また、スピーキングとは、自分の想いや考えを伝えることですが、その元になるものは、自分自身の経験だけでなく、書籍や雑誌など文字からも得ているのです。

実際、義務教育において、国語というものがなかったら、私たちの話す日本語はもっと貧しいものになっているはずです。

また、一般的に、本をたくさん読んでいる人ほど、言葉も言い回しも豊富であることを考えれば、

スピーキング力=リーディング量である。

そう言い切ってもいいかもしれません。

 

ライティング力=リーディング力である

スピーキング力の先にあるのが、ライティング力です。

自分の意見や考えを話し言葉ではなく、書き言葉で表現する。

それが、ライティング力です。

もちろん、書き言葉は、話し言葉とは、違うルールが存在していますので、スピーキング力とライティング力は、完全に同じではありません。

ですが、そのルール自体は、書き言葉としての文章を読むことで、少しずつ身についてきますから、

ライティング力=リーディング力である。

ということは、すぐに納得できると思います。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?

英語力を伸ばすための英語リーディングのやり方は、いたって簡単です。

昔は無理でも、今なら、ネットで簡単に音源を拾えますし。

要は、それを信じてやれるか?どうか?

その一点だけです。

 

正直、今までのイメージに引っ張られて、英語リーディングがリスニング、スピーキング、ライティングを伸ばすということが、なんとなく腑に落ちない。

そういう方は少なくないと思います。

ですから、一応、

  • リスニング力=リーディング力
  • スピーキング力=リーディング量
  • ライティング力=リーディング力

となる理由も合わせてお話しておきました。

 

残念ながら、世の中の英会話学校、英会話教材等々のキャッチコピーには、

「リーディングのリの字もない」

ところが多いですし、リーディング学習自体、

  • 特別感はない
  • ある程度の時間がかかる

ので、なかなかテンションを上げられないかもしれません。

でも、現実に、いろんな英会話教材、学校に通った私の目からうろこを落としてくれたのが、このリーディングだったわけですから、ぜひ、トライしてみていただけたらと思います。

 

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