英語学習法

英語の伸び悩みを解消する!英語を上達させる秘訣は?

どうすれば、英語は上達するのか?

この悩みは子供英語も大人英語も同じ。

迷うからこそ、多くの人が、

いろんな教材を買ってみたり、英語教室を変えてみたりします。

 

でも、悲しいかな。

教材を変えても、

教室を変えても、

気分が変わるだけで、

期待したほどの効果が実感できないことも多いでしょう。

 

でも、心配する必要はありません。

大人でも子供でも英語を上達させる秘訣があるのです。

 

 

英語を上達させる秘訣とは?

英語を上達させる秘訣とは、一言で言えば、

自分のレベルに合った学び方をする

これだけです。

 

な~んだ!

そう思われたかもしれませんが、

何より、重要なのは、そのレベルの選定です。

実際、英語のレベルと言うと、

  • 初心者
  • 中級者
  • 上級者

という分け方が、すぐに思いつきます。

でも、この分類の仕方は、

一生懸命努力しているのに、ちっとも上達しない。

そう言う人を量産してしまうのです。

 

挫折したのに、蘇った!

私は、今でこそ、英語を教える立場にいますが、

実は、若い頃、

「あまりに自分の英語が上達しない」ことにイライラし、

英語そのものを投げ出してしまったことがあります。

 

そのブランクは、10年以上にも及びました。

ところが、ある日のこと、

たまたま、偶然にも、

自分のレベルに合った英語の学び方に目が行ったとたん!

暗かった視界が、スゥ~っと開ける感覚を味わったのです。

 

大事なのは、レベルを捉えなおすこと

挫折して投げた英語の道が、突然、開けた。

これは、非常に大きな喜びでした。

 

それと同時に、

長い間、自分のレベルを捉え違えていたこと。

そして、

そのレベルを捉え直せば、効果は絶大である。

ということも、わかったのです。

 

まずは、レベルを選定しよう

そこで、まずは、レベルの選定をしていきたいのですが、

こちらの本を参考にすると、わかりやすいと思います。

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この本では、レベルを下記の4つに分けています。

1、概念・・・知っているがやったことはない。

2、具体・・・やったことがある。基本はできるが、学んだ範囲しかできない。

3、体系・・・基礎、技術は習得済みで、自分で応用できる。

4、本質・・・新たな理論を編み出したり、助言やアドバイスができる。

 

どうでしょう?

これなら、

自分の英語力がこの4つのレベルのどこに位置しているのか?

簡単にわかりますよね?

 

レベルに合った学習をしよう

レベルの選定ができたら、学習を始めます。

レベル別の英語学習のポイントは以下の通り。

 

1、概念

このレベルは、英語を習ったことがないというレベルです。

中学1年生になって、初めて英語の授業を受けた時のことをイメージすると良いと思います。

実際、中学1年生は、1年間かけて、「英語」を少しずつ消化できるようになっていきます。

ですから、よほどの英語嫌いでもない限り、大人で、このレベルの人は、あまりいないはずです。

 

2、具体

このレベルのポイントは、学んだ範囲しかできないという点です。

英語では、多くの人が、このレベルで足踏みしています。

 

実際、

3単現のsも、分詞構文も、

習う時期は違っても、やっているレベルは同じだ。

ということに、気づくことが大切です。

 

特に、大人が英語を学び直す場合は、

上記のような英文法は、ザクッと記憶を呼び覚ます程度にしておきましょう。

 

中学生の場合は、2年生が、ちょうど、この時期に当たります。

1年生で、ようやく「消化」できるようになった「英語」ですが、その範囲はまだまだ限られています。

その範囲を、一つずつ広げていくのが、中学2年生です。

 

3、体系

基礎、技術が習得済みということは、英文法は大体わかるレベルです。

もし、万が一、何かの英文法を忘れていたとしても、文法書を読めば、

「あぁ、そうだった」

と即座に理解できるレベルならOKです。

 

その上で、英文を俯瞰する練習をします。

「2の具体」では、三単現のsや、過去形だからdidを使うというような、細かな部分ばかりをチェックしてきたはず。

でも、このレベルでは、

英文そのものの構造や仕組みを見る目を養います。

 

具体的には、

再度、5文型を学び直し、それを英文にあてはめていく。

これだけで、OKです。

 

ちなみに、この学び方は、中学3年生から可能です。

 

4、本質

最後は、英語を教えることができるレベルです。

とは言っても、最初から完璧である必要はありません。

どんな学習であっても、インプットしたら、どんどんアウトプットしていく。

これが、上達の秘訣ですから、自分がわかることは、どんどん人に教えていくことです。

昔から、人に教えるのが、一番、良い勉強になる!と言われますが、これは、まさに真実です。

どんな形でも構いません。

  • たとえば、わが子に教える。(教えられる、になっても良い)
  • ブログやSNSで発信するなどなど

できることから、始めてみましょう。

英語を上達させるレッスン

 

まとめ

以上が、英語を上達させる秘訣になります。

 

そして、多分ですが、

この記事を読んでいる多くの人が、

2番ではなく、3番以上のレベルを学ぶところに来ていると思います。

 

ところが、学校英語に慣れている私たちは、

どうしても、2番に時間をかけようとします。

  • まだ、足りない。
  • まだ、自信がない。
  • まだ、完璧じゃない。

そう、思っちゃうんですね。

でも、それが、かえって、英語力の伸び悩みを生んでいます。

 

ぜひ、もう一度、自分のレベルを選定しなおして、

自分に合った英語学習を行ってくださいね。

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