中学準備 中学生

英語ができるようになるには?

2019年1月14日

たとえば、

中学校の英語の期末テスト、実力テストは常に95点~100点で、

英検3級もほぼ100点に近い状態で受かり、

ついでに、準2級も高得点で一発合格

 

それでいて、

部活もバリバリやって、

進学塾にも通わず(部活が忙しいので通えず)、

家の手伝いもきっちりこなす。

 

こういう中学生になるためには、

一体、何が必要でしょうか?

 

差はどこから来るのか?

いやいや、なれないよ。

もともとの出来が違うんだから・・・・

そう思う人は多いと思います。

 

でも、私は、そんなふうには考えてはいません。

なぜなら、

同じ中学生だし、

習っている英語だって、所詮中学英語。

それほど難しくはないものです。

なのに、

何故?こんなに差ができてしまうのか?

 

抽象的思考力の差

それは、

どうも、

抽象的な思考力に関係がありそうです。

 

というのも、

抽象的に物事をとらえるということは、

自分の知識を整理していることでもあるからです。

たとえば、

にわとり、はと、うぐいす

というバラバラの動物を、

一つずつ違う引き出しにいれていたら、

覚えるのも、探すのも大変です。

でも、この3つを、

すべて「鳥」という引き出しにいれておいたら、

すごく、楽になりますよね?

 

こうした引き出しを自分で作り

自分なりのラベルをつけ

整理整頓しておくのが、

抽象的思考ということであり、

勉強する、学習するということです。

 

勉強は自分なりに整理すること

 

ところが、

勉強が苦手な子ほど、

こうした自分流の引き出しを全く作らない(作れない)のです。

 

そのため、

英語学習は、いつも行き当たりばったり。

以前、学んだ知識と、今、習っていることをつなげられないので、

必要以上に労力がかかってしまい、

最終的にはあきらめてしまうのです。

 

ですから、

もし、そういう状態ならば、

塾だ!

参考書だ!

と詰め込むよりも、

まずは、

抽象的思考力を伸ばす訓練をした方が良い

と思います。

 

抽象的思考力を伸ばすには?

では、抽象的思考力を伸ばすには、どんなことをすれば良いのでしょうか?

いろいろな方法があるようですが、

中学生におすすめな方法は2つです。

 

いろんな本を読む

今、学校では必ず「朝読」の時間があります。

ですから、その時間を利用してみましょう。

 

でも、自分が好きな読みたい本を読むだけでは、

なかなか、自分の抽象度は上がってきません。

 

そこで、自分が好きな読みたい本ではなく、

普通なら絶対に自分が選ばない本

ちょっと難しいかな?と思う本

を選ぶようにしましょう。

 

狙い目は、

ゆっくり、かみ砕いて読めば、なんとか理解できる。

このぐらいの難度の本を選ぶのが、ミソです。

 

今日の出来事を話す

もう一つ、おススメなのが、

大人に対して、今日の出来事を話すことです。

話す内容がなければ、

朝読で読んだ本の内容を話せば良いと思います。

 

ここで、大事なのは、

親御さんが興味を持って、

ちゃんと、聞いてあげることです。

 

そして、できるだけ「なぜ?」などの質問を多用し、

話を深掘りしていくようにします。

そのためには、

「丁寧さ」「公平さ」が大切です。

 

というのは、親子関係は、ツーカーの仲なので、

たとえば、

「ガーっと言って、ブーっとなった。」

とお子さんが話しても、内容は理解できるでしょう。

 

でも、それで良しとしていたら、

抽象的思考力はいつまでたっても鍛えられないままです。

 

思考力の素は何、何とっても「ことば」ですから、

どうすれば、相手にちゃんと正しく伝わるのか?

そのためには、どんな言葉を使えば良いのか?

ここを大切にする必要があるのです。

 

英語と抽象的思考力

さて、抽象的思考力の大切さがわかったところで、

もう一度、英語との関係を考えてみましょう。

 

英語が苦手な中学生のほとんどが、

英語の文法用語が嫌い!で苦手!です。

その理由、

もう、想像つきますよね?

 

そう。

文法用語の、

be動詞とか、一般動詞とか、不定詞って、

まさに抽象的なことばで、捉えどころがないからですよ。

 

Aゴトウ
先生が文法用語を多用するので、be動詞という言葉は覚えるのだけれど、実際、理解はしていません。

9歳の壁

実は、これと同じことが、

算数でもおきます。

よく使われるのが「9歳の壁」と言う言葉です。

 

これは、

急に勉強についていけなくなる子が増える時期

を言い表しているのですが、

算数の場合は、

なんといっても、分数!や少数!が一番の原因になるようです。

 

そりゃそうですよね?

現実のスーパーに3分の1個のキャンディとか、

0.5個のケーキなんて売ってないんですから。

 

そこで、どうするか?

というと、

多くの先生が、

抽象的な概念である分数や少数を、

具体的なものに置き換えて教えていくようです。

 

分数を学ぶには?

ピザを8人で分けると?

 

つまりですね。

抽象的なものは、具体的なものへ。

具体的なものは、抽象的なものへ。

こうして、具体と抽象を行ったり来たりさせることで、

少しずつだけど、

抽象的なことを、理解できるようにしていくんです。

 

英語も同じ

ならば、英語も同じです。

抽象的なものが苦手であるのなら、

算数の分数と同じで、

まずは、具体的なもので練習させれば良いのです。

 

分数で使ったピザの絵のように、

英語もまた、何か具体的なもの(私はカードを使います)を利用して、

少しずつでも、英語の本質を理解させていきましょう。

 

実際、抽象的な思考力に欠けている子は、

文字だらけのテキストを見るだけで、

「無理感」を募らせます。

 

ところが、それを目に見える「カード」にするだけで、

とたんに気持ちが落ち着くのが、

はっきり、わかるのです。

 

まとめ

英語ができるようになるには、何をすれば良いのか?

 

英語は暗記科目なのだから、

筋肉トレーニングのように、何度も繰り返せば良い。

 

確かに、これは、ある意味、正しいんです。

でも、それは、

抽象的な思考力が身についていることが、

前提の話なんですね。

 

そこに気づかず、

鬼のように塾通いをさせることが、

本当にその子のためになるのか?

ぜひ、考えてみて欲しいと思います。

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