小学校6年生は、そろそろ中学生になることを考えておく時期です。
親御さんとしては、嬉しい反面、不安もあるかと思います。
学校では、教育改革も進んできていますが、
ちゃんと、心構えをしておけば、何も心配はいりません。
中学生の心構えで大事なことは?
まず、中学にあがる上で、一番、大事な心構えは、
中学校3年間は、小学校時代とは異なり、
本当に、あっという間に過ぎていく。
という点です。
ですから、まだ、1年生だから大丈夫。
2年生だから、まだまだ。
そう思っていると、あっという間に、3年生になり、
内申点が足りない!
と言うことになってしまうかもしれません。
ですから、今のうちから、中学校3年間は、小学校の時とは違う!!
ということを、ちゃんと言い聞かせておくようにしましょう。
確かに、テストの点数アップだけなら、
中3になって、必死に頑張れば、何とかなるかもしれません。
でも。内申点に関しては、もう、どうしようもありません。
中学1年生の英語は楽勝?
以前もお話したと思いますが、
中学校1年生の間は、英語の授業は、とてもゆっくりだし、
レベルも、まだ、ここ?
とイラつくほど、簡単な感じで終わっていきます。
これは、おそらく、
- 中学になって初めての教科ということ、
- 中学1年生は、年齢的にも、理解力が完全ではないということ、
これらのことから、
ゆっくり、慣らしていく方向で進めているのだと思います。
でも、だからと言って、
「なぁんだ、中学の英語の授業なんて、楽勝じゃん!」
そう思ってしまってはいけません。
なぜなら、中学1年の後半~中学2年生ぐらいになると、
この「慣らし期間」は「終了!」ってことで、
突如、難易度もあがるし、
スピードも速くなっていきます。
そのため、この時期になって、英語につまづく子が、非常に増えてくるのです。
最終ゴールから逆算するべし
そして、毎回、言っているのですが、
このパターンは、毎年、毎年、繰り返されていることなので、
前もって、準備しておきましょうよ!
というのが、今回の記事の趣旨です。
もちろん、
その子の状況に合わせていくことが、大前提ではありますが、
結局、中学の最終ゴールって、高校入試というのが、今の現実なので、
その最終ゴールから、逆算していかないと、かえって、子供たちが、しんどくなります。
新中学1年生がやるべきことは?
そこで、
小学校6年生の子で、いまだ、英語に触れたことがない!
というお子さんの場合は、
とにかく、
できるだけ早く、
- 新中学1年生になる前に、アルファベットを完璧にする。
- とにかく、単語を読めるようにする。
- 英語を書くこと、聞くこと、読むこと、話すことに慣れるようにする。
この3つをやらせておいて欲しいと思います。
これさえ、できていれば、新中学1年生の最初の半年間は、
学校の授業ものんびりしていますので、
かえって「かったるい」と感じるでしょう。
でも、大事なのは、ここからです!
そこで満足させてはいけません。
中1の前半は、授業のスピードに関係なく、少し前倒しで学習させて下さい。
ただし、あまりに必死になるあまり、
英語を嫌いにしては、元も子もありません。
特に、自分の子供に対しては、きつい言葉を投げかけがちですので、注意してくださいね。
まとめ
新中学1年生というのは、新しい学校生活にも慣れなければならないので、
子供にとっては、大きな緊張を強いられます。
でも、だからと言って、
「いいよ、いいよ」で済ませていると、
結局は、中3になって後悔するなんてことにもなりかねません。
ただ、難しい年ごろでもあり、
- 頭ごなしに言えば、かえって、反抗してしまうのではないか?
- 英語嫌いにしてしまうのではないか?
そんな心配もありますよね?
そこで、わりと気楽な立場の小学校6年生、
つまり、中学入学前までに、ある程度の準備をしておくのが良いのです。
時間に余裕があるということは、
親も子も楽しんでリラックスして学習できるので、とても良いい環境です。
ぜひ、ゲームやアプリなどを利用しながら、下記の3つを強化しておいてください。
- 新中学1年生になる前に、アルファベットを完璧にする。
- とにかく、単語を読めるようにする。
- 英語を書くこと、聞くこと、読むこと、話すことに慣れるようにする。