世の中には、たくさんの資格があります。
でも、その資格がとても!役に立っている!
そう感じている人は少ないのが、現実です。
そのため、
- 使える資格は何か?
- 使えない資格は何か?
といったランキングまであるようですが、
大事なのは、「資格」そのものではなく、
自分が何をやりたいか?の方でしょう。
そもそも、
その資格が使えるか?使えないか?
それは、あなた自身が決めていることなんです。
そこで、なぜ?資格が使えないのか?
どうすれば、それを目いっぱい生かせるようになるのか?
ここまで、今日は、考えてみたいと思います。
夢を見すぎ
基本的に、日本人は、資格好きですね。
多分、資格さえ取れれば、夢がかなう!
そんなふうに、思い込んでいる(思い込まされている?)んだと思います。
小さい時から、
なんとか●級合格!おめでと~!
みたいなのに慣らされている、
というのもあるでしょうね。
現実とのギャップに気づく
ところが、
大人になり、
実際に、資格を取ってみると、
夢見ていたことと、現実との間には、大きなギャップがある!
ってことに気づくんですね。
これは、ちょうど、
英語の5文型を勉強したのに、
英語の本、一冊たりとも読めない。
とか、
テストではいつも100点取ったのに、
全然、英語、話せない。
というのに、似ています。
そして、多くの人が、こう断罪するんですね。
- 学校英語は、クソ!役に立たない!
- 資格なんて、使えない!
と。
出発点を変える
確かに、そう言いたくなる気持ちもわかるんです。
中学校の英文法って、
全部、正しい、間違いで処理されちゃいますし、
資格試験の中身だって、
いったい、いつ時代のだよ?
みたいなものも、多いですから。
でも、だからこそ!
何かを学ぶ時には、
テストでいい点を取るためだけに勉強をする。
資格を取るためだけに勉強をする。
という意識を変えるべきなんです。
考えてみて欲しいのですが、
- 高校受験に受かりたいためだけに勉強しているAさん
- 英語を話したいから勉強しているBさん
あるいは、
- 資格を取るためだけに勉強しているAさん
- 自分がやりたい●●のために勉強をしているBさん
では、
どちらが、より深く学べるでしょうか?
実を言うと、
その「学びの深さ」というのは、テスト結果には、ほとんど表れては来ません。
だって、テスト(資格試験)って、そういうものだから。
でも、今、目に見えないからといって、
無視してしまう・・・というのは、違うと思います。
まとめ
使えない資格よりも、使える資格を取りたい!
という気持ちはわからなくはありません。
かくいう私も、若い頃、
いろいろ、資格は取った方です。
それこそ、目の形をハートにしながらね。
でも、唯一、そこから学んだのは、
資格取得を目的にすると、大した学びは得られない。
(結果、使えない資格になる可能性が高い)
(時間と費用の割に、効率が悪い)
ということだけでした。
それに何より、今、時代は大きく変わろうとしています。
先日、
司法予備試験で、AIがテスト問題を予想してみたら、
60%の的中率だった・・・
なんて、ニュースがありました。
欲しい人には有料で提供するらしいですが、
いや、もう、
こういうことがまかり通ると、
もはや、資格取得の意味そのものが、なくなっていきます。
特に、
膨大な知識や、膨大な事例をチェックする必要がある職業は、
今後、変化を余儀なくされるはずです。
だからこそ。
ちゃんとアンテナ立てて、
自分のやりたいこと、しっかり見つけておきましょうね。